8月3日(月)、奈良県立橿原公苑明日香庭球場にて、「近畿インターハイ」ソフトテニス女子・団体戦が始まった。個人戦決勝の興奮も冷めやらぬ16時、1回戦全16試合が一斉にスタートし、明日の2回戦を戦う32チームが決まった。
団体戦は、3ペアの勝ち星で勝敗を決する。東洋大牛久(茨城)は東海選手権2位の多治見西(岐阜)を相手にペアの星を1-1とし、2回戦進出がかかった3番勝負を制した。田村(福島)は、九州選手権1位の名護(沖縄)と対戦、先に2勝をゲット。うれしいインターハイ勝利をつかんだ。 ※1回戦だけは、どちらかが先に2勝しても全3ペアが対戦を行う。
今大会で団体戦では初の出場を果たした五所川原商(青森)、静岡商、太子(兵庫)、幡多農(高知)も登場。いずれも2回戦進出はかなわなかったが、五所川原商、静岡商はペア対戦において貴重な「1勝」を挙げている(静岡商は3番勝負に持ち込むも1-2で敗退)
「インターハイに出られること自体が、すごいこと、素晴らしいことだから」
止まらない汗と少しの涙をぬぐいながら話してくれた、ある選手の笑顔は、きっと多くの仲間の気持ちを伝えている。
4日(火)は、2回戦16試合からスタート。上位シード校など、この日登場しなかった16チームが加わり、ますます激しい戦いが予想される。
(ソフトテニス・マガジン)