みなさん、自信を持って「審判」できてますか?
ソフトテニスでは敗者審判制が多く採用されており、審判員資格がないと出られない大会もあります。自分が審判をするときに戸惑わないため、また試合において自信を持ってプレーするためにも、いまいちど「審判教室」でルールをおさらいしておきましょう。
登場人物紹介
ケーススタディ02:チェンジサービスせず次ゲームに突入した
今井先生の解説
次のポイントからサービスを交替せよ
本当は2ゲーム目が終わっているのに、チェンジサービスの声が聞こえなかったせいで、綾小路/神楽坂ペアはデュースが続いていると思い込んでいる。ルール上、ゲームが終わったら必ずサービスはチェンジしなければいけませんが、相手ペアがサービスを打ってしまいましたね〜。
この場合、2ゲーム目はとりあえず終わったことにして、第3ゲームの1ポイント目までを有効とし、次のポイントからサービスの交替をしてゲームを再開してください。
正審は、ゲームが終わったら、必ずプレーヤーに聞こえる大きな声で「チェンジサイズ」(奇数ゲーム終了時)「チェンジサービス」(偶数ゲーム終了時)のコールをしましょう。
補足+アドバイス
インプレー中はプレーを止めないで♪
サービスの誤りに気づいたときにプレーを中断するケースが見られますが、インプレー中はプレーを中断してはいけません。中断したペアの失ポイントとなります。詳細は競技規則33条[解説13]を確認してね。
取材・構成/内田麻衣子、深作友子 イラスト/渋谷花織 WEB用リライト/Q本かよ