愛知県名古屋市の日本ガイシスポーツプラザで開催されている、第41回全日本高校選抜大会は、29日に2日目の競技が行われ、男女ともベスト8が出揃った。
この日から、いよいよシード校が登場。男子は第1シードの上宮が、初戦となった鹿児島との2回戦で1番を落としたものの、その後連勝で逆転し、3回戦は快勝でベスト8へ。連覇を狙う三重も2回戦は②-1勝利だったが、3回戦から調子を上げて勝ち上がった。地元の岡崎城西も東北を下して8強に勝ち残っている。
女子は連覇を目指す第1シードの和歌山信愛が、2試合を失ゲームゼロの充実ぶりで順当にベスト8へ。その和歌山信愛に昨年、決勝で敗れた高岡西も、やはり失ゲームゼロで準々決勝に駒を進めている。今年に入ってアゼリアカップ、全日本私学選抜を制している文大杉並は、初戦の2回戦で②-1と苦戦したものの、やはり順当に勝ち上がった。8強決めの最注目カード、昇陽―三重は、1番を奪われた三重が2、3番をいずれもG④-0で制している。
30日の最終日、準々決勝の顔合わせは次の通り。41回目の春を制する男女の王者は?
3月30日(水)準々決勝
(男子)
上宮―黒沢尻北
岡崎城西―北海道尚志
岡山理大附―宇都宮短大附
高田商―三重
(女子)
和歌山信愛―広島翔洋
札幌龍谷学園―東北
高岡西―福知山成美
三重―文大杉並