「2016 情熱疾走 中国総体」ソフトテニス競技女子団体戦が7月31日(日)に行われた。会場の岡山県・備前テニスセンターはこの日も朝から真夏の暑さ、準決勝時に雷鳴で一時中断し、中断中に雨にも見舞われ進行が遅れ、準決勝からライトもつけて実施。決勝へは、昨年の覇者・和歌山信愛がまず進み、続いて高岡西との激戦を制して文大杉並が勝ち進んで、昨年と同じカードとなった。
文大は決勝、それまでのオーダーから変え、1年生を3番に起用。信愛は、個人戦入賞ペアの貝瀬/古田を決勝は1番に置いた。
ナイターの中8時半近くまで行われた決勝戦。昨年は和歌山信愛が団体個人の二冠を果たしたが、今年は前日の個人戦で林田/宮下こころ(優勝)、宮下真緒/上田(準優勝)の同士討ちを演じ、団体戦も競りあいを制してきた文大杉並が、死闘を制し日本一をつかんだ。
文大はインターハイ初優勝。春の選抜に続き夏の日本一を果たし、目標とする高校三冠(選抜、インハイ、国体)へ、あと一歩まで近付いた。
★準々決勝
文大杉並(東京) ②-1 三重(三重)
高岡西(富山) ②-0 昭和学院(千葉)
高田商業(奈良) ②-1 札幌龍谷学園(北海道)
和歌山信愛(和歌山) ②-0 北越(新潟)
★準決勝
文大杉並(東京) ②-1 高岡西(富山)
和歌山信愛(和歌山)②-0 高田商業(奈良)
★決勝
文大杉並(東京)②-1 和歌山信愛(和歌山)
宮下真緒/上田理央 ④-3 貝瀬ほのか/古田麻友
林田リコ/宮下こころ ④-2 笠垣結香/柘植宥美
小林愛美/小松崎梨代 2-④ 下江遥花/戸根鈴華
インターハイの戦いの詳報(全対戦オーダー掲載予定)、カメラマンのとらえた激戦のシーン掲載の『ソフトテニス・マガジン10月号』は8月27日より発売予定。この熱戦は、ぜひ誌面で!
ソフトテニス・マガジン編集部、カメラマン・井出秀人、川口洋邦