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【岡山インターハイ】個性豊かな選手たちがチームの色をまとって、激突!

前日の個人戦では8強に4組が入った高田商業。左から谷口/三輪、溝端/金子、米吉/飯田、山根/根本

白熱の個人戦の興奮も冷めやらぬうち、今年のインターハイのラストを飾るのは男子団体戦。昨年は上宮が個人、団体を制したのですが今年は果たして……。

というのも、今年のインターハイは、個々の「キャラクターが立った」選手がいつにも増して多い印象があるからです。個人戦からの勢い、または悔しさを、どんなふうに団体戦につなげてくるのか楽しみです。たとえば……
「地元産」日本代表の上松俊貴(岡山理大附)然り、下級生時代からチームを背負う高田商(奈良)の溝端亮二/金子大祐然り、1年時にインハイ個人3位、今回も3位となった田邉雅人/内田理久(三重)もそう――みんな、伝統校に属しつつ、負けない「地の色」を持つ選手たちではないでしょうか。

個人3位の田邉/内田(三重)

とりわけチームに強い色を持つ高田商業は、個性的な注目選手が目白押し。団体メンバーをめぐる熾烈な戦いを繰り広げてきた選手には、前出の溝端、金子のほかにも、同じく昨年から団体メンバーで活躍してきた谷口睦/三輪惇平、宮崎県出身の実力者・米吉陸、そして山根稔平ら全日本U-17選出プレーヤーもひしめきます。部内競争を経た団体メンバーは、どんな戦いを見せてくれるのでしょう。

春の選抜Vの高田商業は、個人戦64強に全8ペアが残り、8強でも4つを占めました。個人戦優勝の本倉/上松を擁する地元・岡山理大附とは、実現すれば4本決めで激突する組み合わせ。個人戦の本倉/上松は、準々決勝以降3戦連続でいずれも高田商勢と対戦し、連破しています。

岡山理大附の本倉(右)/上松

朝8時半にスタートする2016年の団体ストーリー。それぞれのウエアーに袖を通す最後の日。負けずに終わるチームは1校だけ。まさに集大成となる1日が始まります。

ソフトテニス・マガジン編集部 (成見宏樹)
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