『My bag , My buddy ーラケットバッグの中身、見せてください!ー』は、注目のソフトテニス選手のラケットバッグの中身を見せてもらうことで、選手のライフスタイルや強さの秘密に迫ります!本日はこのひと!
九島一馬[ミズノ/2016年ナショナルチーム]
撮影シチュエーション:仕事→練習へ!
プロフィール
くしま・かずま
◎1994年1月22日生まれ、22歳。右利き、前衛。森吉ジュニア(小4)
→森吉中→東北高→早稲田大→ミズノ1年目
インカレ団体4連覇を遂げた早稲田大から、ミズノへ就職。社会人のいろはを学びつつ、職場からコートに向かう日もある。高校以来のペア、船水雄太(NTT西日本広島)と組んで個人戦タイトルを狙うフレッシュマンのバッグを開けてもらうと……
仕事も練習も。1日1日を大切に
東京から大阪に移って、仕事と練習の両立のために試行錯誤しています。スーツなどで移動するので、バッグも「浮かない」デザインのものを使うようになりました。
持ち物1つにも学生と社会人の違い、痛感しますね。テニスでは、学生時代に比べて練習に割ける時間がすごく減ったのが大きな変化です。
今年は船水(雄太)と組めるので、自分の環境でできることをやり切って、結果を残したい。ターゲットは全日本社会人、天皇杯。仕事もテニスも、集中して、1日1日を大切に過ごさないと。
仕事の面ではすべてが「初めて」です。ミズノの商品は、どれもこだわりを持って作られています。それをもっとユーザーさん、ショップさんに実感してもらいたい。選手でもある自分が、その機会を作りたいと思っています。
九島一馬の[仕事→練習へ]アイテム
ゼリーのサプリメント
練習の回数が落ちている分、1回の練習強度が上がった。回復重視でエネルギー補給を意識しています
PC(パソコン)
PCを使う作業は、今はまだ出張報告が主ですが、社内連絡メールをきちんとした環境で受け取ったり、返信したりするために持ち歩いています。在庫管理など、これから覚えることは山ほど!
手帳
入社前に買ったのですが、この小さいサイズではとても書き切れず!(笑) メモ欄が多いものに買い替えます。学校を回ることも多く、書き留めておくべきことは、これからどんどん増える気がしています
ラケット
中学、高校の練習を回るときは9本持っていくのですが、きょうは練習だけなので自分の2本だけ。バランス、グリップなど、僕個人用にチューニングしてもらったもの
キャップ
意識してかぶるようになったのは大学から。視界が限定されるので、自分の世界に入れる。メンタル的に大きいアイテムです
ウエア―&タオル
身につけるものは、個人的にはシンプルな色が好きです。白、黒、ネイビーとか
予備のストリング
何が起きるか分からないですからね。ペアや知り合いのストリングが切れることもあるので、そこは助け合いで。僕も実際に切れた経験アリ
シューズ
新製品。かかとの安定性と、足が収まるしっくり感が気に入ってます!
※この記事はソフトテニス・マガジン9月号に掲載しています。
取材◎成見宏樹