目前に迫る第8回アジア選手権大会。7度の国際大会出場経験を持つ小林幸司だが、彼にも『初めて』があった。
小林の初めての国際大会は、2004年の第5回アジア選手権。アジア15の国・地域から約200人の選手がタイの古都・チェンマイに集い、中堀成生/高川経生、花田直弥、川村達郎らの社会人選手に、菅野創世(当時明治大)と当時日本体育大2年の小林の2学生が日本を背負った。
日本男子は国別準決勝で中華台北の壁に阻まれ3位に甘んじたが、小林は2度シングルスに登場。初めての大舞台でも伸び伸びとプレーし「国際大会、また出たいです」とコメントを残した。
高校3年生や大学1年生とフレッシュなメンバーもそろう今季日本代表メンバー。8回目の国際大会に臨む小林が牽引する日本男子にはもちろん、ベテラン・小林の背中にも注目したい。
写真◎川口洋邦 文◎ソフトテニス・マガジン編集部