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全日本最強ダブルス決定戦=『天皇杯』を見逃すな!

今年もこの季節がやってきました。10月21.22.23日の3日間(予備日24日)、山口県の宇部マテ“フレッセラ”テニスコート(中央公園テニスコート)にて「天皇・皇后杯」が行われます。

そもそも「天皇杯」とは?

「天皇杯天皇杯ってよく聞くけれど、天皇杯ってそもそも何よ?」という方も、意外に多いんじゃないかと思います。「男子は天皇杯で、女子は皇后杯でしょ」とか、「なんか有名選手がいっぱい出てる大きい大会でしょ」とかその程度の知識はあっても、具体的にどういう人たちが出場しどういう意味のある大会なのかよく分からない!という方たちのために、天皇杯・皇后杯のことをご説明いたします!

天皇杯・皇后杯の正式名称は、天皇賜杯・皇后賜杯全日本ソフトテニス選手権大会です(てんのうしはい、こうごうしはいと読みます)。日本ソフトテニス連盟が主催する大会で、男子は天皇賜杯、女子は皇后賜杯をめぐって、ダブルス個人戦で日本一を争います。この天皇杯・皇后杯(全日本選手権)のチャンピオンが、同年の日本ランキング1位となるのです。

ダブルスを主体に発展してきたソフトテニス界において、「天皇杯・皇后杯」は国内で最も権威と伝統のある大会だと言えます。決勝戦は毎年テレビで放映されていますよね。数あるタイトルの中でも、「天皇杯(皇后杯)は特別」と言うトッププレイヤーも多い、大切な大会です。

天皇杯・皇后杯に出場できるのは…

「天皇杯・皇后杯」が権威ある大会とされる理由の一つとして、参加条件の厳しさが挙げられます。基本的には、中学生以上の各カテゴリーのランキング上位選手と、都道府県やブロックの予選を勝ち抜いた限られた選手しか出場できないため、初戦からハイレベルな試合が繰り広げられます。そして2008年度以降はそのカットラインがさらに上がり、「天皇杯(皇后杯)出場」はより一層狭き門となっているのです!

まさに、「出るだけでスゴイ」というやつですね。
ドローの発表が楽しみです。

中高生は特に観に行こう!

各カテゴリーのチャンピオンが集う「天皇杯・皇后杯」は、中学・高校のトッププレイヤーが、普段ほとんど対戦することのない大学生や社会人と対戦する珍しい大会のひとつです。中学生同士、高校生同士では「手も足も出ない」「誰も勝てる奴なんかいない」と思われたような全中チャンピオン、インターハイチャンピオンがたいていの場合(今回もそうなるとは限りませんが、)、負けます。中学・高校の大会で「絶対勝てない」と思った相手が、さらに上の選手と対戦してどんな試合をするのか。どうやったら勝てるのか。自分には何が足りないのか。きっと大きなヒントがあります。日本全国、とくに中国地方の中高生諸君には大チャンス!天皇杯・皇后杯をぜひ観に行きましょう!

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