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【アジア選手権】国際大会初出場の内本隆文がシングルス金メダル獲得、国際大会で日本人史上2人目のシングルス王者に!

金メダル獲得を決め、客席とハイタッチする内本隆文

ウッチー金メダル 増田健人は銅メダル

11月17日に競技がスタートした第8回アジア選手権(千葉県千葉市・フクダ電子ヒルスコート)。18日の2日目はシングルスの準決勝から行われ、早稲田大1年生の内本隆文(上宮高出身)が、決勝でインドネシアのエルバート・スィーを下し、シングルス金メダルを獲得した。4大国際大会での日本選手のシングルス金メダルは2013年東アジア競技大会の長江光一以来、史上2人目の快挙。増田健人は銅メダルを獲得した。

準決勝は内本隆文との増田健人との日本勢同士対決。内本はG④-2で全日本シングルス王者を下す。決勝ではインドネシアのエルバート・スィーに序盤1ゲームをリードされ、その後3ゲームを連取するが、2ゲーム返されてファイナルまでもつれる大熱戦となった。ファイナルは4オールから内本が突き放して⑦-5で勝利。客席に向かって高々とピースを掲げた。

小学校、中学、高校、大学と全国の舞台で頂点に立ってきたエリートは、初挑戦となった国際大会でも冷静だった。軽快なフットワーク、独特の重心の低さから繰り出す緻密なショットでじわじわと相手を追い詰め、ポイントを積み上げていった。

女子シングルスは韓国のキム・ジオンがG④-1で中国のFENG ZIXUANを下して世界選手権に続き、2大会連続の優勝を決めている。

●男子シングルス
優勝:内本隆文(日本)
2位:エルバート・スィー(インドネシア)
3位:増田健人(日本)
3位:BOLORTUYA ENKHUIN(モンゴル)

●女子シングルス
優勝:キム・ジオン(韓国)
2位:FENG ZIXUAN(中国)
3位:キム・ヨンヘ(韓国)
3位:MANALAC NOELLE CONCHITA CORAZON(フィリピン)

●優勝までの勝ち上がり
内本隆文
1回戦:④-0 K・ドンディ(ラオス)
2回戦:④-1 キム・ジェボク(韓国)
3回戦:④-2 長江光一(日本)
準々決勝:④-3 船水雄太(日本)
準決勝:④-2 増田健人(日本)
決勝:④-3  エルバート・スィー(インドネシア)

写真◎川口洋邦、福地和男
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