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2017.02.06

ヨネックス・森田(/神谷)が連覇! 男子は早川/向井が初戴冠

第3回京冬CUP・日本実業団選抜ソフトテニス大会◎2/4(土)、5(日)in島津アリーナ京都

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決勝を争った男女各2組。左から準優勝・丸中/長江、優勝・早川/向井、優勝・森田(右)/神谷、準優勝・河村/石井

2月4日(土)、5日(日)、京都府京都市『島津アリーナ京都』にて、『第3回京冬CUP・日本実業団選抜ソフトテニス大会』が行われた。男女各12組の実業団トップ選手が招待され、2日間にわたって予選リーグ、決勝戦を戦った。

男子決勝は京都市役所の早川和宏/向井俊貴vsNTT西日本広島の丸中大明/長江光一の顔合わせ。立命館大時代からダブルフォワードで強さを見せる早川/向井に対し、日本リーグ7連覇の実業団の雄・NTT西日本の丸中/長江が第1ゲームを先取する。

しかし早川/向井も第2ゲームをデュースの末逆転しタイに戻すなど食らいついていき、その後も第3、4ゲームとデュースとなりながら早川/向井が競り勝ってG3-1。第5ゲームは早川の足がつり、中断ののち丸中/長江が取り返したが、最後は早川/向井が④-0でG④-2。ペア5年目にしてうれしい優勝&京冬カップの特徴であるビッグボーナス・賞金50万円を手にした。

京都市役所の早川(左)/向井が地元京冬カップで初優勝。大会ではスタッフとしても尽力した

京都市役所の早川(左)/向井が地元京冬カップで初優勝。大会ではスタッフとしても尽力した

優勝した京都市役所・向井

優勝した京都市役所・向井

社会人1年目の丸中(左)、大学時代からダブルフォワードに取り組んでいたが、実業団でもまれ、プレーにさらに磨きがかかった。名手・長江(右)とのペアに「チームには長江さんや村上さんなど素晴らしい先輩がいるので学んでいきたい」と今後へ意欲

準優勝の丸中/長江。社会人1年目の丸中は大学時代からダブルフォワードに取り組んでいたが、実業団でもまれ、プレーにさらに磨きがかかった。名手・長江(右)とのペアに「チームには長江さんや村上さんなど素晴らしい先輩がいるので学んでいきたい」と今後へ意欲

女子も全勝でリーグを抜けた河村佳奈/石井友梨(ワタキューセイモア)と森田奈緒/神谷絵梨奈(ヨネックス)が決勝を戦った。昨年12月の日本リーグでも対戦しているこの2ペアだったが、そのときと同様に森田/神谷がG④-0で河村/石井を圧倒し、勝負を決めた。

後衛の森田は昨年に続き京冬カップ連覇(昨年は引退した山下ひかるとのペアで優勝)。森田/神谷は日本リーグの後、「なかなか調整がうまくいかなかった」(神谷)というが、「できることをやろう」(神谷)と元気を前面に出し、自分のプレーに集中して勝利をモノにした。

京冬カップ連覇を果たした森田奈緒(ヨネックス)

京冬カップ連覇を果たした森田奈緒(ヨネックス)

 

優勝を決めて喜ぶ森田(左)/神谷(ヨネックス)

優勝を決めて喜ぶ森田(左)/神谷(ヨネックス)

準優勝したワタキューセイモアの河村(左)/石井。予選リーグでは難敵も相手にしながら全勝をマークしたが、決勝は無念

準優勝したワタキューセイモアの河村(左)/石井。予選リーグでは難敵も相手にしながら全勝をマークしたが、決勝は無念

ソフトテニス界では異例といえる賞金50万が目玉の一つの大会だが、選手たちはそれを意識せず、勝利を目指してひたむきに戦っていた。

会場にはソフトテニスのマスコット「ソフティ―」も来場。写真は閉会式の様子

会場にはソフトテニスのマスコット「ソフティ―」(左手前)も来場。写真は閉会式の様子

なお、この『京冬カップ』の模様が、KBS京都のスポーツ番組『京スポ』(2/9[木]21時~放送予定)内のコーナーで取り上げられる予定。放映地域の方はぜひチェックを!

大会結果

取材◎深作友子 写真◎毛受亮介