明日28日、いよいよ第42回全日本高校選抜ソフトテニス大会が愛知県名古屋市の日本ガイシスポーツプラザで開幕する。3月28日は1、2回戦、29日は2、3回戦、30日は4回戦~決勝が行われる予定。
2月のアゼリアカップ、3月22日に行われた全日本私学選抜団体戦の結果を見ながら、センバツの行方を占う。まずは男子から!
タレント軍団、高田商業が優勝候補の筆頭
男子は、2月のアゼリアカップを制した高田商業が豊富な戦力で連覇をねらう。昨夏のインターハイ個人戦準優勝の山根稔平/根本大地をはじめ、阪本崚、北本達己ら昨年を経験した選手も多く残っており、優勝候補の筆頭と言っていい。
インターハイ優勝の東北もまた、新沼舜大や林民生といった昨夏を経験した選手が残るが、全日本U-17の新沼舜がケガで間に合わないため、全日本私学選抜では水木瑠/福田成海など1年生が中心の布陣となった。順当に勝ち上げれば、準決勝で高田商業と顔を合わせる。
※3/28原稿一部修正しました。東北・北野亮介はメンバー入りしています。
激戦必至なのは、ドロー右上のブロック。全日本私学選抜優勝の上宮とアゼリア&私学準優勝の羽黒が、互いに勝ち上がれば8強決めで対戦。両校はアゼリア、私学選抜でも対戦しており、アゼリアでは羽黒が、私学では上宮が勝利。ともに大いに意識する対戦相手となりそうだ。両チームにとってはここを切り抜けても、全国常連の尽誠学園が待ち構えるドローで見逃せない対戦が続く。
昨年インターハイ準優勝の岡崎城西はメンバーが代替わりしたが、東海大会で4年ぶりVと戦力ダウンを感じさせない。準々決勝での対戦相手は、木更津総合か北海道科学大か。
今年は、霞ヶ浦、豊南、北越、加藤学園、橋本、南陽工業、高瀬、那覇西が初出場。彼らの健闘にも注目したい。
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文◎田辺由紀子 写真◎井出秀人(私学選抜)、山田次郎(アゼリアカップ)