明日、いよいよ第42回全日本高校選抜ソフトテニス大会が愛知県名古屋市の日本ガイシスポーツプラザで開幕する。3月28日は1、2回戦、29日は2、3回戦、30日は4回戦~決勝が行われる予定。
2月のアゼリアカップ、3月23日に行われた全日本私学選抜団体戦の結果を見ながら、センバツの行方を占う。続いて女子!
U-17選手3人、タレントぞろいの三重
昨年Vの文大杉並と2月のアゼリア&3月23日の私学選抜団体を制した三重が左上と左下のヤマに入った。ともに勝ち上がると準決勝でぶつかる。
文大杉並は、昨年3冠(選抜、インハイ、国体)の主力・林田リコ/宮下こころがチームを牽引するが、アゼリア、私学選抜ともに決勝で三重に敗れている。昨年インハイを経験した小林愛美ら1年の奮起に期待したい。
三重は、竹田真樹/久保晴華、福田麗優/中別府瑞希、松永花緒/土井あんずと、昨年から活躍しているメンバーを擁する。主将の土井、2年の久保、1年の竹田の3選手がU-17選出。タレントがそろい、3年ぶりの優勝へ、視界良好だ。
昨季、選抜、インハイと決勝で文大の前に惜敗してきた和歌山信愛が右下のシードに。気迫あるサウスポー後衛の下江遥花、主将前衛の戸根鈴華、浦口華音ら昨年のメンバーが健在だ。同じヤマには、ハイジャパダブルス準Vの笠井菜々子/森本彩鼓を擁する修大附鈴峯。
東北は右上のヤマに入った。15年インハイ3位経験の片野理音/小松芹奈に矢作舞彩の3選手がU-17で、東北インドア個人Vの原田由文/佐藤未来の存在も光る。勝ち進めば、インドア巧者の高岡西と4決めで当たることに。
男子は近年躍進したが女子は選抜初となる能登、「史上初を目指す!」という大津商業、地元国体を控える愛媛の川之石ら初出場校の面々に、かつて4度のインハイ団体優勝を誇り、30年ぶりの選抜出場となった博多女子の戦いぶりにも注目したい。
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