同じ土俵で戦って、奇跡ではない勝ち方をしたい
東海4位で3年連続5回目の選抜出場を果たした地元愛知県の岡崎城西。川之石(愛媛)との初戦を2−1で勝利し、2回戦で昨年の3冠王者・文大杉並にチャレンジしたが、3-0(G④−1、④−0、④−1)で敗れた。試合後、牧佳代子監督は「もっと苦しめたかった」と悔しさをにじませた。
牧佳代子監督(岡崎城西)コメント
――試合を振り返って。
「やってきたことが半分も出せなかった印象です。相手の陣形を崩す形に徹底して取り組んできたのですが、崩して点数につなげるところでミスが出たり、崩せずに終わったり……。やって負けたなら、まだよかったんですけど」
――出せなかった要因は?
「相手(文大杉並)を上に見てしまって、それ以上にやられるという意識があったんだと思います。上手にやれたところもあるんですけど、サーブだったりレシーブだったり、普通のところで凡ミスが出ていた」
――地元からの出場で相手が第1シード、注目を集めた対戦でした。
「地元ですからみなさんが応援してくれますし、私も大会役員をやっていて開催する大変さを知っていますから、この場所で少しでもいいプレーを見せて感謝の気持ちを表したかったというのはあります。恩返しができなかったですね」
――文大杉並の印象は。
「きちっとされていると思います。崩れることが少ないし、崩しても次に立て直してくる。凡ミスをしてくれたりもしますけど、次がちゃんとされていますね。雰囲気にしてもそう。学ぶべき点がたくさんありました」
――この時期に戦えたことは、今後への大きな財産になるのでは。
「いい経験になると思います。形にしても、取り組む姿勢にしても、ウチはまだ全然かなっていない。負けて悔しいですけど、目標にもできるチームなので。次は同じ土俵でやりたいな、と思います。今は違う土俵でこっちがゴチャゴチャ攻めるぞ、という感じ。ああいうチームと同じ土俵で戦って、奇跡ではない勝ち方をしたいです」
※高校選抜出場校名鑑(男子)は こちら
※高校選抜出場校名鑑(女子)は こちら
※全日本高校選抜大会2017・1日目の男子 こちら
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※全日本高校選抜大会2017・2日目の展望 こちら