【選抜男子】上宮を破って羽黒8強入り「今回はロブで来ると思っていた。スマッシュ練習をひたすらやってきた」(3回戦)
第42回全日本高校選抜ソフトテニス大会/3月28~30日、愛知県名古屋市・日本ガイシスポーツプラザ
「ウチはメンバー的に今年がチャンス」
東北大会で初優勝を果たした羽黒(山形)が、3回戦で大仕事をやってのけた。優勝候補の一角に挙げられていた上宮(大阪)に対し、終始攻撃的テニスを貫いて②−1で勝利。迷いなく打ち込む豪快なスマッシュは、何度も会場をどよめかせた。就任8年目の白幡光監督に、勝利のコメントを聞いた。
▼白幡光監督(羽黒)コメント
――見事な勝利でした。
「上宮はアゼリアで勝って、全国私学大会では負けて、個人戦もことごとくやっている相手だったので、上に行くには乗り越えなければならないチームだと思っていました。ウチはメンバー的に今年がチャンス。勝ててよかったです。ただ、これがゴールじゃないので、優勝を目指して頑張っていきたい」
――ここを勝ち切ったのは大きい。
「今まで越えたことのない壁ですから。選抜もこれまでは最高がベスト16で、8は初。大きいです」
――選手たちのパフォーマンスを振り返って。
「全国私学ではパンパン打ってこられて負けたんですけど、今回はロブで来ると思っていたので、スマッシュ練習をひたすらやってきました。そこでほとんどノーミスで行けたことが、勝敗を分ける大きなポイントだったと思います」
――東北大会も初優勝。それだけ力のあるチームだということを証明しました。
「初だらけですね。これまでの中では一番強いチーム。この年に結果を出せなければ指導者失格、とは思っていました」
――最も強さを感じる部分は。
「経験ですね。1年生の時から出場してきた子が結構いるので。今までは力を出し切れずに負ける試合を何回も経験してきたのですが、それを今回生かせればと思っていました。経験しなければ、そういうことも乗り越えられない。負けて、負けて、悔しい思いを何度もしてきたことで、今回乗り越えられたのかなと思います」
――こういう勢いがある時に、さらに上を目指したい。
「行きたいですね。頑張ります」
※高校選抜出場校名鑑(男子)は こちら
※高校選抜出場校名鑑(女子)は こちら
※全日本高校選抜大会2017・1日目の男子 こちら
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