【選抜男子】初の8強入り松江工業「マイペースでやってくれた。夏はもう少しねちっこさを」(準々決勝)
第42回全日本高校選抜ソフトテニス大会/3月28~30日、愛知県名古屋市・日本ガイシスポーツプラザ
昨年の国体でベスト4に入ったことが、自信になったのかな
節目となる10回目の選抜出場で、うれしい初の8強入りを遂げた松江工業(島根)。準々決勝では東北(宮城)に0-②(G3-④、1-④)で屈したが、昨年の1回戦敗退から今年は3回戦で三重を破ってのベスト8進出。チームを率いて7年目の野津洋吉監督は、「初戦の勝利が大きかった」と語る。
野津洋吉監督(松江工業)
――大会を終えての心境を。
「10回目のチャレンジで初のベスト8ということで、練習してきたことが発揮できるようになってきたと感じます。パターン練習を多くやってきたのが、要所で出ていました。楽な時だけではなく、しんどい時にも出ていたので、頭で理解するだけでなく、しっかりと身についてきたな、と感じました」
――伝統の三重高を破っての、初のベスト8進出です。
「初戦(2回戦)の鹿児島商業さんも強いという話を聞いていて、そこで③-0で勝ったのが大きかったですね。その勢いのまま行こう、と。昨年の国体でベスト4に入ったことが、自信になったのかなと思います。国体に出たメンバーは1人ですが、先輩たちを超えたいという話をしていたので」
――夏に向けてという意味でも、今回の経験は大きいですね。
「今後は練習でも自信を持って、いいモチベーションをキープしてやってくれるんじゃないかと思います。これまでは練習に波があったのですが、それがなくなればもっと強くなる。もっとがんばれば勝てるんじゃないか、という手応えも、感じられたと思うので」
――今大会の一番の収穫は。
「マイペースでできたこと。去年はちょっとのまれたところがあった。それもあってみんな不安がある中での戦いだったんですけど、マイペースでやってくれました」
――この経験を、今後にどうつなげていきたいと考えていますか。
「例年のチームと比べても今年は力がある。もう少しパターン練習のねちっこさが出れば、と思いますね。筋トレで下半身を強化することも必要かなと。今はまだ力負けする部分があるので、アウトドアのコートでも力負けしないようにしていきたいと思います」
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