第42回全日本高校選抜大会は第3日(最終日)の3月30日、男女とも準々決勝以降が行われ、春の日本一を懸けて熱戦が繰り広げられた。
▼準々決勝
明 豊(大分) ②-1 昇 陽(大阪)
三 重(三重) ②-0 札幌龍谷学園(北海道)
東 北(宮城) ②-1 千代田女学院(東京)
修大附鈴峯(広島) ②-0 和歌山信愛(和歌山)
準々決勝では、29日の3回戦で昨年の3冠女王、文大杉並を3番勝負で下した明豊(大分)が、ここでも昇陽(大阪)を3番勝負で下して準決勝へ。東北(宮城)も千代田女学院(東京)との3番勝負を制し、三重(三重)は札幌龍谷学園(北海道)、修大附鈴峯(広島)は和歌山信愛(和歌山)を、それぞれ②-0で下して勝ち上がった。
▼準決勝
三 重(三重) ②-0 明 豊(大分)
修大附鈴峯(広島) ②-1 東 北(宮城)
準決勝は、今大会の台風の目となった明豊を、三重が1番・竹田/久保、2番・福田/中別府の盤石の戦いぶりで下して決勝へ。もう一方は一進一退の攻防となり、最後は修大附鈴峯の3番・吉田/森本が、ファイナルの末に逆転で勝って東北に勝利し、決勝に駒を進めた。
結実! 三重が3年ぶり2回目の頂点
▼決勝
三 重(三重) ②-0 修大附鈴峯(広島)
福田麗優/中別府瑞希 ④-0 笠井菜々子/奥田結依
竹田真樹/久保 晴華 ④-2 廣澤 真衣/白木璃子
松永花緒/土井あんず ――― 吉田 里奈/森本彩鼓
決勝は男子とともに、この大会初めての2面展開で始まった。三重は、それまでの2番から1番に移った福田/中別府が笠井/奥田を0で下し、まず1勝を挙げる。さらに2番の竹田/久保も、G2-2から2ゲームを連取。三重が②-0で勝利し、3年ぶり2回目となる全日本選抜優勝を果たした。
三重はアゼリアカップ、私学大会に続く優勝。2015年の和歌山信愛、昨年の文大杉並に続く3冠達成に向け、まずは1つ目のタイトルを獲得した。
▼女子出場校名鑑(ソフトテニス・マガジン5月号掲載)
▼選手変更一覧(本部への登録選手の変更)
※全日本高校選抜大会2017・1日目の女子 こちら
※全日本高校選抜大会2017・2日目の女子 こちら