いつも通りのプレーができたのがよかった
前評判通りの強さを発揮し、3年ぶり2回目の優勝を果たした三重(三重)。昨年Vの文大杉並(東京)が3回戦で姿を消す中、大会を通じて安定したパフォーマンスが光った。チームをけん引した土井あんずキャプテンに、優勝の感想を聞いた。
土井あんず(三重)コメント
――決勝を振り返って。
「アゼリア、私学大会(ともに優勝)といいスタートが切れましたが、このセンバツで優勝しなければ、という思いが強くありました。今回、新チームになって初めて神崎公宏先生にベンチに座っていただいて、『先生を絶対に負けさせられない』という思いで戦いました」
――土井キャプテンから見て、優勝できた要因は。
「日本一になるというより、神崎先生に教わったことを最大限出す、という思いが強かったので、どんな相手がきても一人ひとりがいつも通りのプレーをしていました。それが良かったと思います」
――夏に向けて、これから伸ばしていきたいところは。
「インドアの大会ということでうまくいったところも多かった。外ではうまくいかないことがあるし、風など自然状況も関係してくるので、そういう部分の対策をこれからしっかりやっていきたいです」
――日本一です。率直な感想を。
「まだ実感がないんです。でもスタンドに上がったとき、試合に出なかったチームの仲間が泣きながら喜んでくれたのが、すごくうれしくて。ただ、自分たちの目標は3冠なので、ここで満足せず、また一からやっていきたいと思います」
▼女子出場校名鑑(ソフトテニス・マガジン5月号掲載)
▼選手変更一覧(本部への登録選手の変更)
※全日本高校選抜大会2017・1日目の女子 こちら
※全日本高校選抜大会2017・2日目の女子 こちら
※全日本高校選抜大会2017・3日目の女子 こちら
取材・文◎直江光信 写真◎川口洋邦