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2017.04.03

【全日本女子選抜・男子選抜】勢いあり! 女子ダブルスは高橋/半谷が優勝。第1回の男子選抜はダブルス・内本/星野、シングルス・長江光一がV

第62回全日本女子選抜・第1回全日本男子選抜 最終日2日目結果

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第62回全日本女子選抜・ダブルス優勝の高橋乃綾/半谷美咲(どんぐり北広島)

4月1日(土)、2日(日)、東京体育館にて『第62回全日本女子選抜大会』及び『第1回全日本男子選抜大会』が開催され、各種目で優勝者が決定した。

第62回全日本女子選抜

ダブルス
出場ペア40組による女子ダブルスは、東京インドア、全日本インドアと2016年度の主要インドアで連勝中の高橋乃綾/半谷美咲(どんぐり北広島)がまたも頂点に立った。

今大会の優勝筆頭候補だった二人だが、決して圧倒的な勝利ではなかった。準々決勝はG④-3、準決勝はG⑤-4、決勝はG⑤-3。どんぐり北広島の中本裕二監督が「全然良くなかった」と顔を曇らせる内容だった。しかし、競っても最後はしっかり勝ちきれるのが今の髙橋/半谷の強さでもある。決勝で越智真琴/石井友梨(ワタキューセイモア・下写真)を退けると、「今年は皇后杯を獲りたい」と決意を語っていた。

第62回全日本女子選抜・ダブルス2位の越智真琴/石井友梨(ワタキューセイモア)

第62回全日本女子選抜・ダブルス2位の越智真琴/石井友梨(ワタキューセイモア)

シングルス
小谷菜津美(ダンロップ)が自身初のシングルスの王座に。精度の高いカットサービスを武器に有利な展開に持ち込み、最後は豪打で決めるーー決勝では躍進のルーキー早川日向(ナガセケンコー)をG④-1で破った。全日本シングルス選手権優勝の徳川愛実(ヨネックス)との準決勝では「きつくて吐きそうだった」というラリーが続いたが、「気持ちで絶対に負けない」という精神力で乗り切った。「まだまだシングルスには課題が多い」と小谷。「これからも勉強していきたい」と明るく前を向いた。

第62回全日本女子選抜・シングルス優勝の小谷菜津美(ダンロップ)

第62回全日本女子選抜・シングルス優勝の小谷菜津美(ダンロップ)

第62回全日本女子選抜・シングルス2位の早川日向(ナガセケンコー)

第62回全日本女子選抜・シングルス2位の早川日向(ナガセケンコー)

第1回全日本男子選抜

ダブルス&シングルス
今年から始まった男子は、ダブルスは内本隆文/星野慎平(早稲田大)、シングルスは長江光一(NTT西日本=4月1日より、前チーム名の『NTT西日本広島』から変更)が初代王者に輝いている。

第1回全日本男子選抜・ダブルス優勝の内本隆文/星野慎平(早稲田大)

第1回全日本男子選抜・ダブルス優勝の内本隆文/星野慎平(早稲田大)

ダブルスを制した内本/星野は2017年度からペアを組むことが決まり、初の出場大会で幸先のいいスタートを切った形だ。

第1回全日本男子選抜・シングルス優勝の長江光一(NTT西日本広島)

第1回全日本男子選抜・シングルス優勝の長江光一(NTT西日本)

3選手によって争われたシングルスは、優勝候補の船水颯人(早稲田大)が左ひざの違和感で途中棄権。長江が因京将(早稲田大)をG④-0で圧倒して優勝を決めた。

新シーズンが始まり、単複どちらの覇者も「頂点を目指して頑張りたい」と口を揃えていた。

 

※第62回全日本女子選抜・第1回全日本男子選抜ソフトテニス大会 記録は こちら
※第62回全日本女子選抜・第1回全日本男子選抜ソフトテニス大会 1日目の結果は こちら
※第62回全日本女子選抜・第1回全日本男子選抜ソフトテニス大会プレビューは こちら

取材・文◎鈴木快美 写真◎井出秀人