女子決勝は名護が総体4連覇達成
◎決勝リーグ最終戦(女子・団体)
名護 ②-1 那覇西
沖縄県大会女子団体戦は、名護が4年連続15度目の優勝で幕を閉じた。
4校による決勝リーグでは名護と那覇西が2戦を終えて全勝。優勝が決まる大事な最終戦、両校は白熱の試合を見せた。
1番は比嘉理美/仲宗根佑の那覇西がG4-0で制すと、続く2番は名護の友利璃南/新里すずが逆に0で返す。インハイ出場のかかった3番、名護は金城紬女/金城佳奈で臨み、那覇西の石橋咲希/當銘柚を終始追い込む展開に。随所に相手のミスを誘う頭脳プレーを見せた。結局このセットをものにした名護が4連覇を達成した。
3月の時点で部員数が5人しかおらず、加えて大会直前まで故障者を抱えていた中、新人戦女王の那覇西を破り栄冠に導いた田場典善監督は「気持ちの部分で成長した形が今回の優勝だったと思う。これまで積み重ねてきた先輩たちの伝統がプライドになって力を発揮できた」と、選手たちの成長に目を細めた。
2010年のベスト16入りを超える目標を掲げ、全国に挑む。
◎上位成績(女子・団体)
① 名護
② 那覇西
③ 首里
④ 那覇商業
★この試合は、『ソフトテニス・マガジン8月号』でも掲載されます
★全国出場校写真名鑑、個人戦全出場者名は、7月22日(土)から発売の『ソフトテニス・マガジン9月号』の別冊付録に掲載予定
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取材・文◎仲本兼進 写真◎屋良尚平 協力◎沖縄県高体連専門部