八戸工大一が雨中の決戦を制す
◎決勝(男子団体)
八戸工大一 ②-1 弘前実
インターハイ出場を決める県予選が各地で開催されている。青森県インターハイ予選(団体)は、6月3日(土)に行われ、男子は八戸工大一が5年連続39回目の出場を決めた。
午後から降り始めた雨でユニフォームが濡れる困難なコンディションの中、八戸工大一の底力が光った。昨年のインハイを経験している清野蓮主将/小野大地の大将ペアが別格の強さでチームを牽引すると、唯一3番まで持ち込まれた決勝では櫻井翔太/阿部虎哉太がプレッシャーのかかる場面で好パフォーマンスを発揮し、G④-0で快勝。男女アベック優勝を目指した弘前実業の挑戦を退け、5年連続の出場をつかみ取った。
八戸工大一を強豪校に育て上げ、この春より久々に女子から男子の監督に復帰した豊明徳浩監督は、「監督が代わったりする中でも選手たちはめげずによくがんばってくれました。感無量です」と笑顔。後衛に安定した選手がそろっており、今後はペアとしての総合力を高めてインターハイに臨む。
◎上位成績(男子団体)
①八戸工大一
②弘前実
③田名部
③青森明の星
★この試合は、『ソフトテニス・マガジン8月号』でも掲載されます(予定。2017年6月27日発売)
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取材・文◎直江光信 写真◎桜井ひとし