宿命の相手破り、宇都宮短大附が優勝!
◎決勝(女子団体)
宇都宮短大附 ②-1 白鷗大足利
各県でインターハイ出場を決める県予選が随時開催されている。
栃木県インターハイ予選(団体)は、6月17日(土)に行われ、女子は宇都宮短大附が28年ぶり3回目の出場を果たした。
過去何度も目の前に立ちふさがってきた宿命の相手へのチャレンジとなった決勝戦。
2面展開で進行する中、宇都宮短大附は2番こそ白鷗大足利の福田真由子/酒井香乃のスピーディーなテニスの前に0で落としたものの、1番の大岡魅来乃/新井花依が村上颯季/高橋のぞみと接戦を繰り広げている間に、続いて登場した田中愛美/沼尾真帆が3番をG④−1でものにし、望みをつなぐ。
息詰まる攻防が連続する1番では、2-3で迎えた第6ゲームにマッチポイントを2本握られた大岡/新井だったが、見事な集中力で挽回しファイナルへ。ここでも一進一退の展開となるも、最後は5-5から2ポイントを連取。大声援を浴びながら歓喜のガッツポーズを突き上げた。
「ウチにとって相性のいいオーダーが重なった。向こうも強かったですが、いいところでネットインがあったり、気持ちで持っていってくれました」とは、28年ぶりの優勝を遂げた宇都宮短大附の成田純監督。
これまで男子での出場はあったものの、女子のインハイ出場は赴任後初だけに、喜びはひとしおだっただろう。重圧をはねのけ大きな大きな勝利を挙げた新井主将は、「すごく緊張しましたが、自分のできることを出し切るしかないと思ってプレーしました」と興奮の表情で勝因を語った。
【女子団体】
①宇都宮短大附
②白鷗大足利
③大田原女子
③文星女子
★この試合は、7月22日発売『ソフトテニス・マガジン9月号』でも掲載されます!
※全国出場校名鑑、個人戦全出場者名は、同じく『ソフトテニス・マガジン9月号』の別冊に掲載予定!
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