7月は試合ですぐ生きる、瞬発力をきたえよう
練習試合や試合が続くこの時期は、冬場にしっかり取り組む基礎固めのトレーニングと違って、継続的に瞬発力をきたえるトレーニングがおすすめです。サービス、ストローク、スマッシュ……と、コートではさまざまな動きがありますが、これらの体勢の動き出しで爆発的なパワーを発揮することが瞬発力です。
すべての動きにつながる瞬発力を、シーズン中に適したトレーニングで強化しましょう。負荷は強くないメニューなので、試合直前(1週間前)でも取り組んでOKです。
MBスイング①(バーティカル)
効果
爆発的なサービスとストロークに必要な体幹と下半身の活性化
準備
メディシンボールやバスケットボール、サッカーボールを準備し、両足を肩幅に開いてスタンバイ
やり方
①ボールを両手で持ち、頭上に振り上げて停止する
②頭上から一気に足の間に振り下ろして、動きを素早く止める。振り下ろしと同時にお尻を後ろに引く。これで1スイング
③ ②の状態から、一気に両手を振り上げて①の状態に戻る。これで1スイング
※①~③を繰り返し、6スイング1セットで2セット行う
スイングのパターンは下記の3通り。①からチャレンジ!
①1スイングずつ止めて6回
②2スイングずつ連続で3回
③6スイング連続で1回
MBスイング②(ダイアゴナル)
効果
爆発的なサービスとストロークに必要な体幹と下半身の活性化
準備
メディシンボールやバスケットボール、サッカーボールを準備し、両足を肩幅に開いてスタンバイ
やり方
①ボールを両手で持ち、頭の右上に振り上げて停止する
②頭の右上から一気にななめに振り下ろして、動きを素早く止める。これで1スイング
③ ②の状態から、一気に両手を振り上げて①の状態に戻る。これで1スイング
※①~③を繰り返し、6スイング1セットで2セット行う
「毎日やればテニスに生きる! 中学生のための身体づくり」は熱中!ソフトテニス部41号(詳細はこちら)に掲載。この動画のメニューのほかにも、毎日できる簡単なトレーニングメニューを掲載しています。ぜひご覧ください!