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2017.07.23

【インハイ】個人戦V候補、頂点への決意:山根/根本&上岡/広岡

男子1日目個人戦:インターハイ2017◎7/22-29福島県会津若松市・会津総合運動公園テニスコート

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サーブがカギになる。明日はまずサーブから点を取っていきたい

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福島県会津若松市で開催されているインターハイ男子個人戦は、初日の23日に3回戦までを消化。優勝候補に挙げられるペアは順当に勝ち上がり、4回戦進出を決めた。ここでは、昨年の個人戦準優勝で今大会の第1シード、山根稔平/根本大地(奈良・高田商業)と、6月のハイスクールジャパンカップ・ダブルス優勝、第2シードの上岡俊介/広岡宙(大阪・上宮)の、頂点への決意のコメントを紹介しよう。

▼山根稔平/根本大地(高田商業)コメント

――個人戦の初日が終わりました。

山根「第1シードで結構プレッシャーがあったけれど、近畿大会も第1シードで、そのときと同じように『堂々とプレーしよう』と心掛けて挑みました。初戦の2回戦は緊張しましたが、良い緊張感の中でプレーできたと思います。3回戦は初戦よりも慣れが出てしまい、ミスが出てしまった場面もあったので、明日は良い緊張感で戦いたいと思います」

根本「初戦(及川憂斗/小田島圭〈岩手・黒沢尻北〉と対戦)は、相手が強いと分かっていたので、しっかり気持ちの準備をして、良いプレーができたと思います。パートナーが言うように、2試合目は緊張感がなくなって、締めるべきところで締められなかったのが反省点です」

――明日に向けての意気込みを聞かせてください。

山根「昨年、個人戦は2位だったので、今年に目指すのは優勝。昨年のインターハイでは団体戦での悔しさも味わいましたし、今年はまず個人戦で優勝して、団体戦につなげていきたい。プレー面では、サーブがカギになると思います。今日は『(サーブを)入れにいった』面があったので、明日はまずサーブから点を取っていきたいと思います」

根本「個人戦は1年のときはベスト8。昨年は準優勝でしたから、(紙森隆弘)先生にも「1位しかない」と言われています。もちろん目指すのは優勝です。ただ、そこまでの過程で一戦ずつ集中して、自分のプレーをしていくことが大事だと思います」

山根稔平/根本大地(高田商業)は昨年個人戦2位!

▼上岡俊介/広岡宙(上宮)コメント

――個人戦の初日が終わりました。

上岡「サーブは良かったのですが、ストロークで簡単なボールをミスしてしまったり、あまり納得のいくプレーができませんでした。身体の使い方がうまくいっていなかったです。でも、すぐに修正できる部分なので、明日は修正して臨みたいと思います。メンタル的には、普段通りに試合に入ることができました。僕は観客がいる方がテンションが上がるので、その点でうまくプレーに入ることができたと思います」

広岡「初戦(2回戦)は集中して良いプレーができました。でも2試合目は、勢いのある相手のショットをフレームに当ててチップさせてしまうなどのミスが多かったので、そこは反省すべきところです。雨が降ったり、コンディションが変わる中でのプレーでしたが、ハイジャパ(ハイスクールジャパンカップ)でも同じような状況で優勝できているのが自信になっていると思います」

――明日に向けての意気込みをお願いします。

上岡「明日は3年間の集大成。インハイでの個人戦タイトルは、ずっと狙ってきたものなので、ハイジャパに続いて優勝したいです。ハイジャパでは優勝しましたが、『受ける』意識ではなく、自分たちから向かっていって勝ちにいきたい。キーとなるプレーはサーブ。自分の得意なショットですし、サービスエースを狙って、勢いをつけていきたいです」

広岡「ハイジャパのタイトルを取って、あとはインハイで優勝するのが最大の目標ですから、まずは個人戦のタイトルを取って、その勢いで団体戦に臨みたいと思います。もちろん、自信はあります。ただ、上ばかり見るのではなく、1試合1試合、目の前の試合を楽しみたい。最後のインターハイなので、明日以降も何より楽しんでいけたらいいなと思います」

 

取材◎田辺由紀子 写真◎井出秀人、川口洋邦