応援を力にして向かっていくこと
福島県の会津若松市で開催されているインターハイ。25日の男子団体戦を制したのは羽黒(山形)だった。連覇を狙った東北(宮城)との3番勝負を制し、準優勝に終わった春の選抜の雪辱を果たした。
初の決勝進出でのインターハイ初制覇。試合後、部員たちの胴上げで宙を舞った3年生の主将、村田優に喜びの声を聞いた。
村田優(羽黒)コメント
――優勝おめでとうございます!
村田「うれしいです。でも実感がありません」
――激闘の連続でしたが、どのように勝ち上がってきましたか。
村田「全国大会の舞台では誰もが緊張するので、勝ち負けよりもやりきることを重視して、一人ひとり、しっかり声を出してラケットを振っていくことを意識していました」
――春の選抜は準優勝でした。ここまで部員たちと、どんなことを話し合っていましたか。
村田「ずっと2位で、1位の壁は高いと話していました。決勝まで行って満足している気持ちもあったり、今までそういう結果を残していないので、伝統で他のチームより劣っている面がありましたが、しっかり応援団と話し合って、応援がしっかりサポートして、選手はその応援の力を力にして向かっていくことを意識していました」
――日本一、おめでとうございます!
村田「ありがとうございます!」
取材・文・写真◎石倉利英