【インハイ】ラスト女子団体戦、文大杉並2冠&V2なるか、春夏制覇を狙う三重が対抗馬
女子3日目団体戦:インターハイ2017◎7/22-29福島県会津若松市・会津総合運動公園テニスコート
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7月22~29日に全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のソフトテニス競技が福島県会津若松市で開催されている。最終日の29日(土)は、8:30からスタートし、女子団体戦の1回戦から決勝まで。27、28日に行われた個人戦の結果を踏まえ、注目校をチェック!
三重(2016年団体5位、2017年高校選抜優勝)
3月の高校選抜を制した三重は第1シードに。選抜では、竹田真樹/久保晴華、福田麗優/中別府瑞希、松永花緒/土井あんずの3本柱で一戦も落とさずに頂点まで駆け抜けた。三重は2月のアゼリアカップに始まり、3月の全日本私学選抜、高校選抜でVと団体戦で圧巻の強さを見せている。昨年の文大杉並と同じ歩みであり、優勝候補の筆頭だ。高校選抜3位の明豊、同5位の昇陽と同じ左上のヤマ。勝ち進めば、4強決めでどちらかに当たる可能性がある。
なお、個人戦では福田/中別府が3回戦、松永/土井が林田リコ/宮下こころ(文大杉並)に敗れて4回戦。竹田/久保は5位。
東北(2016年団体16強、2017年高校選抜3位)
高校選抜で3位の東北は、原田由文/佐藤未来(東北)の3年生ペアが個人8強入り。1年時にインハイ団体3位を経験した片野理音/小松芹奈(個人4回戦)、2年の矢作舞彩/金 綾乃(個人3回戦)と、力のあるペアがそろっている。選抜5位の札幌龍谷学園と同じ左下のヤマに。
中村学園女子(2016年団体出場、2017高校選抜3回戦)
アウトコートに強く、過去インハイ団体4度優勝の中村学園女子。2年ペアの原口美咲/久保菜月が個人準優勝を果たし、団体でも勢いを維持するか。勝ち上がれば、3回戦で東北との対戦があるかも。
文大杉並(2016年団体優勝、2017高校選抜16強)
昨年に引き続き個人団体の2冠を目指す女王・文大杉並は右上のヤマに。3月の高校選抜で3回戦敗退を喫したが、インハイ個人は3年生の林田リコ/宮下こころが連覇、1年後衛&2年前衛ペアの小松﨑茉代/原島百合香が3位に入るなど新戦力を融合し、強力なチームを仕上げてきた。野口英一監督の采配も後押しする。勝ち上がれば、4強決めで昨年3位の高岡西との再戦(昨年は準決勝で対戦し文大杉並が②-1で勝利)があるか。
修大附鈴峯(2016年団体出場、2017年高校選抜準優勝)
右下のヤマに入った修大附鈴峯は、2014年全中団体Vの主力メンバーが高3となり、集大成の夏を迎えた。個人では笠井菜々子/奥田結依が5位、白木璃子/森本彩鼓が32強、前島夏希/廣澤真衣が4回戦と、3年生メンバーが力を見せている。勝ち上がっていけば、和歌山信愛と4強決めで、文大杉並と準決勝で当たるかもしれない。
和歌山信愛(2016年団体準優勝、2017年高校選抜5位)
2015年に高校3冠を果たし、2016年は高校選抜とインハイで準優勝と高校シーンの上位常連・和歌山信愛が第2シードに。インハイでは左利き2年後衛&3年前衛の松井玲奈/浦口華音が個人5位、左利き後衛の下江遥花、キャプテンの戸根鈴華のペアは32強。下江がケガで欠場した3月の高校選抜では、修大附鈴峯に準々決勝で敗れており、リベンジの機会は準々決勝で訪れるか。
高校選抜3位の明豊、個人3位・上野小町/吉田澪奈を擁する昇陽、2016年全中個人&団体Vの1年生が戦力を底上げしている山陽女子もトップを狙える力を持っている。男子団体は羽黒が劇的な逆転優勝を遂げた2017年のインハイ。女子団体を制するのは?
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