7月22~29日に全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のソフトテニス競技が福島県会津若松市で開催されている。最終日の29日(土)は女子団体戦の1回戦から決勝まで。
団体戦のシードとして2回戦から登場する文大杉並。前日の個人戦ではエース・林田リコ/宮下こころが連覇を達成した。個人戦後優勝後のコメントと、団体への抱負をお届けする。
絶対浮かれない、キャプテンとしてみんなのために
――個人戦連覇、おめでとうございます。今のお気持ちは?
林田 うれしいんですが、去年と同じで全然実感がないです。マッチポイントを取れた瞬間はうれしかったんですが、団体戦がまだあるので、全然気を抜けないと思います。
宮下 まだ実感がありません。
――勝因は?
林田 自分の持ち味のシュートボールをしっかり打ちきれたことが良かったと思います。
宮下 去年の準決勝、決勝より緊張しなくて、落ち着いてできました。
林田 私は緊張していて、1試合目や同士討ち(準決勝 vs 小松﨑茉代/原島百合香)など競った試合は緊張しました。去年は何も考えず、試合をやった結果優勝という感じだったのですが、今年は連覇を1年間考えてきました。冬はうまくいかなくて、それでも、今年は意識して優勝を達成できたのは、今まで1年やってきたことがよかったんだと思いました。
宮下 最後のインターハイで、1年間追われる立場になるなかで狙って頂点をとる。苦しかったんですが、最後にこういう結果につながって良かったです。
――準決勝の同士討ちを振り返って。
宮下 文大同士なので、意識しないようにしたんですけど、最初は相手がすごく乗っていたのですが、自分たちのペースにできました。
――後輩の小松﨑(1年)/原島(2年)も個人3位で、団体戦が楽しみです。
林田 後衛の小松﨑さんの中学時代の先生が私のジュニアのときのコーチで、住んでいるところも近いので、一緒にジュニアの練習に行ったりする仲の後輩です。負けたくないという気持ちもありましたが、先生に良い報告ができるのがうれしいです。
――団体戦への抱負をお願いします。
林田 個人戦ももちろんですが、団体日本一というのがチームの目標です。絶対に浮かれないで、キャプテンとしてみんなを良い気持ちにできるように、いい声掛けをしていきたいです。
宮下 チームとしてしっかり団体をとれるように。センバツ(文大杉並は16強)では自分が負けてしまったので、チャレンジャーの気持ちで戦いたいと思います。
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