7月22~29日に福島県・会津若松市で開催されたインターハイのリポートは、8月26日(土)発売のソフトテニス・マガジン10月号に掲載します(Amazonで予約はコチラ)。現在鋭意作成中です、しばしお待ちください。
発売日まで待ちきれないという方に、誌面に載せきれないコメントと写真とともにインハイを振り返ります。
今回はセンバツ準優勝で夏の日本一を狙った修大附鈴峯・森本彩鼓主将のインタビューをお届け。春に敗れた三重との再戦を目指しましたが、文大杉並との準決勝で敗戦。しかし、準々決勝では北越との火花散る三番勝負を制しました。そのとき思い浮かべていたイメージとは――。
向かっていく気持ちだけ
――準々決勝は3番ファイナル勝負に⑫-10勝利。よくものにしました。
森本 さかのぼったら全中(2014年、鈴峯女子中が初優勝)の準々決勝(矢渕中戦)になるんですけど、あのときも3番勝負で、パターン的にまったく同じだと思って。中3の時のすごくいいイメージが頭の中にあって、いいイメージだけを持ってやろうと思っていました。
――ただ、6-0でマッチをかけてから追いつかれて……という展開でした。
森本 あれは、ちょっと気持ちの部分で焦ってしまったかなと思います。
――最後競り勝てたのは。
森本 本当に、受け身になったら負けると思ったので、向かっていく気持ちだけ。後ろでベンチに入れなかった子たちも声を枯らして応援してくれて、その力が大きかったです。
――そして準決勝の文大戦ですが、キャプテンとしてどんな気持ちでコートに立ちましたか?
森本 センバツは2位で、三重高が優勝しました。もう一回決勝に行って三重にリベンジしたかったけど、(文大の力が)上回っていたかなと思います。
――あと少し何があれば優勝を果たせると思いますか?
森本 もっとどん欲に、勝ちたいという気持ちかなって思います。
――キャプテンとして大変だったことは?
森本 部員をまとめるのは簡単じゃなかったです。
――3年生で最後となったインハイについて、あらためてお願いします。
森本 悔いがないと言ったらウソになりますが、ここまでやってこられたのは、本当に周りのいろんな人に支えてもらったので、その人たちに3位という結果で恩返しできたのは良かったと思います。