国体はダブルス、シングルス、ダブルス(2複1単)の団体戦
10月6日(金)、7日(土)に成年男女、10月8日(日)、9日(月)に少年男女が行われる『第72回国民体育大会』のソフトテニス競技。成年男女は八幡浜・大洲地区運動公園テニスコート(愛媛県大洲市)、少年男女は今治市営スポーツパークテニスコート(愛媛県今治市)での開催となる。組み合わせは以下の通り。
なお、国体は2015年度より2複1単(①ダブルス、②シングルス、③ダブルス)で争われている。今年は少年男子が47都道府県のフルエントリー。インターハイVの羽黒高(山形)、準Vの東北高(宮城)ほか、カテゴリー別に夏大会で輝いたチームをチェック!
少年男子
山形(羽黒高)
宮城(東北高)
少年男子はインターハイ団体決勝を戦った山形(羽黒高)と宮城(東北高)がそれぞれ左と右のヤマに。両チームは東北ブロック大会で対戦しており、宮城が②-1で勝利している。宮城は水木瑠/福田成海、シングルス北野亮介で2勝、シングルスを計算できる北野の存在は大きい。決勝で山形vs宮城のインハイ再戦はあるか。昨年Vで来年の地元インハイを控えた三重が第1シード、昨年準Vの奈良が第2シード。
2016年国体少年男子
優勝:三重
2位:奈良
3位:宮城
少年女子
東京(文大杉並高)
三重(三重高)
関東ブロック大会1位通過の東京(文大杉並高)は、林田リコがシングルスで全勝(7対戦で失ゲーム2)と圧倒的な強さを見せた。インハイ団体決勝で3番勝負を決めた鈴木理奈/西東彩菜の1年ペアもダブルスで全勝しており、インターハイに続く国体連覇も十分にあるだろう。反対のヤマに昨年3位の三重(三重高)。東海予選を全勝で通過し、高校ラストの団体戦で頂点をうかがう。三重は予選で福田麗優がシングルスで出場し、3勝。昨年2位の広島(修大附鈴峯女子高)も中国ブロック大会を1位で突破。
2016年国体少年女子
優勝:東京
2位:広島
3位:三重
成年男子
広島(NTT西日本)
昨年の国体では決勝で北海道に敗れて2位だった広島(NTT西日本)。この夏、全日本実業団で3連覇を果たし、社会人の雄として負けられない戦いが待っている。中国ブロック大会は丸中大明/長江光一、船水雄太、村上雄人/林大喜の布陣で制した。中国ブロックでは、予選で広島の丸中/長江を破った本倉健太郎/上松俊貴(明治大/早稲田大)を擁する岡山にも注目が集まる。
2016年国体成年男子
優勝:北海道
2位:広島
3位:和歌山
成年女子
福島(ダンロップ+東京女子体育大)
昨年の国体で2位の福島は、今年はダンロップ+東京女子体育大のチームで東北ブロック大会を1位通過。予選でシングルスを戦った那須暁帆(東京女子体育大)はインカレ団体優勝、小谷菜津美/大槻麗(ダンロップ)はコリアカップ&全日本社会人選手権優勝と旬なメンバーがそろっており、夏の勢いそのまま、国体を駆け抜けるか。全日本実業団Vのヨネックス・森田奈緒は地元愛媛チームの一員として出場する。愛媛メンバーはほかに太平洋工業の曽我部里穂、赤瀬早紀など。
2016年国体成年女子
優勝:兵庫
2位:福島
3位:東京