【国体】少年女子・東京の連覇を決めた小林愛美「林田先輩、宮下先輩にいい思いで終わってもらおうと戦った」
第72回国民体育大会◎10/6~9八幡浜・大洲地区運動公園テニスコート(成年)、今治市営スポーツパークテニスコート(少年)
今治市営スポーツパークテニスコートで行なわれた第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐ えひめ国体」のソフトテニス競技・少年女子で、2年連続4回目の優勝を飾った東京。文大杉並高単独で臨んだチームで優勝を決めたのが、2番シングルスで勝利を収めた2年生の小林愛美だった。
インターハイでは1年からメンバー入りして連覇も経験しているが、昨年は国体のメンバーには入っておらず、自身初の優勝。勝利の瞬間、涙を流して喜ぶ姿が印象的だった。表彰式終了後、涙から笑顔に変わった小林に話を聞いた。
シングルスは緊張する。手が震えていました
――優勝おめでとうございます。勝利の瞬間、涙を流していましたね。
小林 林田(リコ)先輩と(宮下)こころ先輩に最後、いい思いで終わってもらおうと思って戦っていました。優勝したらホッとして、安心して、泣いてしまいました。
――初戦の2回戦・宮城戦は、宮下こころ選手との1番ダブルスで登場しましたが、G2-④で敗れました。その後の2番シングルスも林田選手がマッチを握られるピンチがあるなど、苦しいスタートでした。
小林 最初の試合で少し緊張していました。あの試合で林田先輩が逆転で勝ってつないでくれて、もっと頑張ろうと思いました。
――準々決勝以降の3試合は、すべて2番シングルスで出て全勝でした。
小林 シングルスの方が、ダブルスよりも緊張するんです。手が震えていました、サーブのときに。
――これで林田・宮下ペアが引退します。
小林 2人がいるから、というものがなくなってしまいます。でも逆になくなるぶん、1年生も含めて、みんなで頑張っていきたいです!
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