愛知県豊田市のスカイホール豊田にて行われた第35回日本リーグは、3日目の17日、男女とも全対戦が終了した。
男子の最終戦は、全勝のNTT西日本と5勝1敗のヨネックス。NTT西日本は天皇杯Vの水澤/村上がヨネックスの林田/髙月に敗れて先制を許したが、2番シングルスで船水雄太が桂拓也をG④ー1で一蹴して流れを引き戻す。3番勝負は大将の丸中/長江が鹿島/柴田を封じ、前人未到の8連覇を遂げた。
NTT西日本の堀晃大監督は「これまでで一番向かってこられる大会だったが、選手たちはやりづらさの中でよく辛抱してくれた」と選手を労いつつ、来年のアジア競技大会に向け「インドアやハードコートのサーフェスへのチャレンジの成果を、もっと発揮できるようにしたい」と決意を新たにした。
女子は、全勝のヨネックスと、3日目初戦でワタキューセイモアに黒星を喫して5勝1敗のダンロップが最終戦で激突。ヨネックスの森田/神谷がG④ー0で先勝すると、2番では1年目の貝瀬ほのかが、追いすがるダンロップの小谷菜津美を突き放して優勝を決めた。勝負はついたものの、ダンロップは3番で濱谷/大槻が一矢報いた。
ヨネックスは連覇の懸かった今大会に「向かってこられる中で、自分たちから先に向かっていく」と臨んだと松口友也監督は話した。キャプテンの神谷を中心に、選手もベンチも一体となり、見事に連覇を成し遂げた。
男子最終結果
男子3日目結果
女子最終結果
女子3日目結果
写真◎川口洋邦 文◎井口さくら 協力◎愛知県連盟