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【シノコバと全日本インドア】圧倒的な強さ、円熟味の4連覇

明日2月4日(日)、大阪市中央体育館で「シノコバ」として最後の全日本インドアを戦う篠原秀典/小林幸司(日体桜友会/ミズノ)。過去、4連覇という金字塔を打ち立てたシノコバの、全日本インドアV4の軌跡をソフトテニス・マガジンの秘蔵写真で振り返ります。

2014年2月2日、V4「積み重ねの結果」

2013年に東アジア競技大会のダブルス金メダルを獲得し、国際大会初の個人タイトルを手にしていた篠原秀典/小林幸司。この全日本インドアは、4対戦で奪われたゲームはわずか4という、圧倒的な強さを見せてのV4だった。

準決勝では、村上雄人/中本圭哉(NTT西日本/当時NTT西日本広島)を0、決勝は松口友也/山口大地(ヨネックス/日体桜友会)を2で封じた。『攻撃力を向上させただけではなく、守備から攻撃へつないでいく引き出しも増やし、円熟味を増した』(当時の誌面より)。

「連覇は意識していませんでした。1年1年の積み重ねの結果だと思っています」と小林は語っていた。シノコバは、翌年の東京インドアで連覇記録を8に伸ばし、2015年の天皇杯で3度目の戴冠を遂げた。

 

2015年2月1日、“シノハナ”

5連覇に臨むはずだった2015年の全日本インドアは、小林がインフルエンザで欠場し、篠原は花田直弥(京都市役所)と即席でペアを組んで“シノハナ”で出場。予選リーグで敗れたが、超攻撃型並行陣で戦い、1勝を挙げるなど、会場を沸かせた。

篠原秀典/花田直弥



写真◎江見洋子 参考資料◎ソフトテニス・マガジン2014年4月号、2015年4月号

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