インドア8連勝のどん北に行ってきました!
【編集部こぼれ話】ソフトテニス・マガジン4月号技術特集
雪!
高橋乃綾/半谷美咲がインドア8連勝中(札幌、東京、全日本、宮崎、全日本女子選抜、宮崎、東京、全日本)のどんぐり北広島に行ってきました(ライターの石倉利英さんとカメラマンの江見さんが)。
どんぐり北広島のホームである北広島町はご覧の通り雪、雪、雪! 北広島町内にはスキー場が6つもある(町のHP参照)そうで、ウインタースポーツの町でもあるんですね。島根在住の石倉ライターはヒザ丈の長靴を履いて準備万端だったようですが、雪が深くて足がすっぽり雪に埋まってしまったそうです。
今回、どん北に行ったのは、東京インドアでの林田リコ/宮下こころ(文大杉並高)ペアの発言がきっかけでした。
「決勝で高橋さんが足をつって、半谷さんが絶対何かをやってくるなって思ったのですが、本当に全部決められてしまって、圧倒されて。ペアが崩れているときに助けることがしっかりできている。それが半谷さんのすごいところ」(宮下)
「(高橋/半谷は)どこに打ってもただ返すだけじゃなく、コースを狙って返される。逆に次にどこに打とうか考えてしまいます」(林田)
そして恩師でもある文大杉並高の武元コーチも「ペアが苦しんでいるときに仕掛けにいける」と半谷選手を評していました。
高橋/半谷の「仕掛け」とは? を探りにどん北へ行ってきたのです。今回は、カットサービスから仕掛ける、相手の揺さぶり方、仕留めるための前衛の技術、仕掛けるための後衛の打ち方の4テーマを聞きました。ソフトテニス・マガジン4月号(2月27日発売)に掲載です。しばしお待ちください。
2月11日の第29回全日本選抜インドアソフトテニス熊本大会で、どんぐり北広島の田辺恵理/榎本有花が優勝し、どん北がインドア連勝記録を9に伸ばしました。決勝のマッチポイントで榎本選手に異変が。アキレス腱を断裂し、足をひきずりながらも、最後はネットインで優勝を決めた榎本選手。そのまま救急車で病院に直行したそうです。「あの一本、彼女の誰にも真似できない執念に感動以外何もありません」と中本裕二監督。榎本選手の回復をお祈りしております。
文◎内田麻衣子(ソフトテニス・マガジン編集部) 写真◎江見洋子