大会
2018.06.08
【インハイ予選決勝リポート】女子・高田商業が3番勝負を制し、4年連続頂点へ
【インハイ予選速報2018】奈良/5月26-27、6月2-3日明日香コート
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「近畿大会をインハイへの試金石として臨む」(浅尾監督)
奈良県インターハイ予選(団体)は、6月3日(日)に明日香庭球場で準決勝と決勝が行われ、女子は高田商業が優勝。4年連続40回目のインターハイ出場を決めた。
準決勝では、高田商業が高田を破り、関西中央が奈良育英を下して決勝へ進出。高田商業と関西中央の決勝は3番勝負にもつれる接戦となった。
1番は高田商業の双子の大将ペア・木原那奈/木原恵菜が、関西中央のダブル後衛・植野千尋/金山夢佳を退けたが、2番では関西中央の大将である榎磨耶と佐藤樹理が攻撃力を発揮し、高商の2年生のダブル後衛ペアを圧倒。
3番勝負は、高商の3年生ペア・籠谷奈津美/前川楓佳が、籠谷のパワフルなストロークと前川の思い切りのいいスマッシュや前に落とすカットなどで相手を揺さぶり、G④-1で試合を決めた。
「準決勝では出番がなく、2年生に助けてもらったので、最後は自分たち3年生が頑張らないといけないと思っていた」と試合後に話したのは、勝利を決めたキャプテンの前川。「プレッシャーも少しはあったが、チームメートの応援もあって、力になった」と笑顔で語った。
コートの外からは、先に優勝を決めた高商の男子メンバーたちも声援を送り、高田商業は4年連続のアベック優勝となった。
チームを指揮する浅尾卓司監督は「まずは7月21日からの近畿大会が直近の目標になる。今年は近畿のレベルが高く、ここでどれくらい勝負できるか。4強以上に食い込めれば、インターハイでもベスト8が見えてくる」と語り、近畿大会をインハイへの試金石として臨むつもりだ。
取材・文◎田辺由紀子 写真◎江見洋子 協力◎奈良県高体連専門部