女子が7月30日(月)~8月2日(木)、男子が8月3日(金)~6日(月)の日程で、三重県・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿庭球場にて開催されるインターハイ。7月4日(水)に組み合わせが発表された。
男子は4強がリードするか
男子は昨年準Vで春夏制覇を狙う東北(宮城)が第1シードに。昨年国体V&選抜3位の高田商業(奈良)が左下のヤマ、右上のヤマには昨年3位&選抜準Vの上宮(大阪)、右下のヤマには昨年V&選抜3位の羽黒(山形)が入った。東北は北野亮介/鈴木竜弥がハイジャパダブルス準V、上宮は中西夏輝/田中駿平が同Vと、選抜のワンツーは前哨戦でも順調な仕上がりを見せている。
最多優勝19回を誇る高田商業、昨年“逆転”旋風を巻き起こした羽黒は団体戦で強いチーム。昨年から高校シーンをリードするこの4強が順当に勝ち進むのか、三重(三重)や中京(岐阜)、岡崎城西(愛知)ら地元東海勢の躍進はあるのか、今年も熱い戦いが繰り広げられそうだ。
総合力の三重、力をつけている山陽女子
女子は地元で2014年以来の覇権奪還を期す三重(三重)が第1シード。昨年は決勝で涙をのんだが、今春の選抜では全4ペアが勝利を勝ち取ってのVと、チームの総合力の高さを見せつけており、今夏の優勝候補の筆頭だ。
左下のヤマは昨年Vの文大杉並(東京)、選抜準Vの和歌山信愛(和歌山)、ハイジャパダブルス優勝の木瀬晶絵/平岡琴恵を擁する須磨学園(兵庫)がひしめく激戦区となった。
右上のヤマは、昨年3位の東北(宮城)、選抜3位の昇陽(大阪)がしのぎを削りそうだ。そして右下のヤマの注目は山陽女子(岡山)だろう。昨年は1年生中心のメンバーで5位に入り、選抜では主将の立花さくらを負傷で欠きながらも3位。昨年度の全中連覇を果たした松下日和、井上爽蘭ら、1年生もチーム力を底上げしており、鈴鹿を大いに盛り上げそうだ。
写真◎ヤマダヒカル、宮原和也 文◎ソフトテニス・マガジン編集部 協力◎三重県高体連専門部