7月30日(月)から8月6日(月)にかけて、ソフトテニスのインターハイが三重県鈴鹿市で開催されている。31日は女子312組がエントリーした個人戦の3回戦までが行われ、64強が出そろった。3回戦までに輝いたペアのミニインタビューを掲載。
「昨日、一緒に練習した昇陽の上野/吉田の試合を見たい」
大阪個人は8ペアのうち7が昇陽。激戦区の1枠に滑り込んだのが、樟蔭の2年生ペア、中西紗花/三輪珠紀だ。「昇陽に負けそうになって、楽しんでやろうと割りきってやっとったら、何とかインターハイに行けた」(三輪)と初出場をつかみ取った2人は、インハイの舞台でも「楽しむ」気持ちを大切に初戦を突破。3回戦で文大杉並(東京)の小松﨑茉代/白﨑ひかるに敗れたが、2人の楽しみは続く。
中西紗花/三輪珠紀(樟蔭)インタビュー
――初出場で3回戦へ進みました。
三輪 インターハイは相手も強いし、勝つよりも楽しみながらテニスをしようと2人で言っていて、初戦(2回戦)では勝てて楽しかったです。
中西 全国レベルの学校とやれて、楽しかったですし、いい経験になりました。
――小松﨑/白﨑戦では先制しました。
三輪 1ゲーム目を取れたので、勝ちたいと思った。ファイナルまで持ち込みたかったです。
中西 レシーブゲームは取れていたのですが、最後に落としてしまった。ファイナルまで行きたかったです。
――来年に向けて。
中西 もう1回、この舞台に立ちたいです。
三輪 前衛にぶつけたあとのフォローができなかった。課題が見つかったので、3年生でいい成績を残せるように頑張りたいです。全国は小学生以来で、中学では出られませんでした。高校では、連続してインターハイに出たいですね。今日は負けてしまいましたが、自分より強い選手の試合を見れるのは楽しみです。昨日、一緒に練習した昇陽の上野(小町)/吉田(澪奈)の試合を見たいと思います。
取材・文◎内田麻衣子