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【インハイ速報】男子個人戦2日目・中別府/池口(高田商業)が水木/福田(東北)を0で下す

高田商業の2年生ペア・中別府凌(右)/池口季将が5回戦へ

7月30日(月)から8月6日(月)にかけて、ソフトテニスのインターハイが三重県鈴鹿市で開催されている。8月5日は男子個人戦の4回戦から決勝までが行われ、チャンピオンが決まる。

東北ペアを序盤から圧倒

男子個人戦2日目は4回戦から戦いが始まっているが、9番コートの朝一番の試合で、高田商業(奈良)の中別府凌/池口季将が、東北(宮城)の水木瑠/福田成海を下し、5回戦に駒を進めた。

団体戦で選抜に続く春夏制覇を目指す東北の主軸である水木/福田と、高田商業の2年生ペア、中別府/池口。4人全員が今年度のU-17というハイレベルの一戦は、両ベンチ裏はもちろん、防風ネットで見えにくいコートサイドにも観客が詰めかけるほどの注目を集めた。その中で中別府組は序盤から常に先行する展開で押し気味に進め、第1Gを④-2、第2Gを④-1で取ってリードを奪う。

水木組も反撃を試みるが、左右に打ち分ける中別府の正確なフォア、池口の強烈なスマッシュが冴えわたる相手の勢いを止めることができない。G③-0で迎えた第4Gは水木組が先にゲームポイントをつかんだが、追い付いた中別府組が⑥-4で制し、G④-0の完勝で5回戦に駒を進めた。

なお、同じ東北の第1シード、北野亮介/鈴木竜弥は4回戦で、野田空/為藤光(岡山理大附)を0で下し、順当に5回戦に駒を進めている。

水木瑠/福田成海(奥側・東北)と中別府/池口(手前)

注目ペアの対決を見ようと、多くのギャラリーがコートを囲んだ。防風ネットがあるサイドにも人垣が


取材・文◎石倉利英 写真◎井出秀人

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