中学日本一の座を争う平成30年度全国中学校体育大会 第49全国中学校ソフトテニス大会が、広島県で開幕。競技初日となった8月22日は男女個人戦が行われ、男子は地元広島の森川亮介/小宮山健(向陽中)、女子は大阪の高橋朱里/青松淑佳(昇陽中)が優勝を果たした。
台風接近の影響を感じさせる強風が吹く中での開催となったこの日の個人戦。男子では大声援を背に試合を重ねる毎に勢いに乗った森川/小宮山が、第1シードから勝ち上がった埼玉の高橋海斗/黒坂卓矢(芝東中)との決勝をG④-1で押し切り、地元開催の全中で悲願のタイトルを獲得した。
また女子では春の都道府県全中個人戦を制した徳永栞波/松岡琴美(岡山・山陽女子中)や第1シードの濱島怜奈/野津乙笑(広島・修大附鈴峯女子中)といった優勝候補が早々に姿を消す中、終始安定して力を発揮した高橋/青松が着実に勝利を重ね、頂点に立った。
なお最終日の23日には、同会場の広島県立びんご運動公園で男女の団体戦が行われる。
取材・文◎直江光信 写真◎牛島寿人