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アジア大会シングルスは長江、尾上、高橋が29日の準々決勝へ

予選最終戦の陳郁勲戦はナイターの戦いに

 アジア大会のソフトテニス競技は8月28日に、パレンバンのJSCテニスコーで開幕。初日は男女シングルスの予選リーグ、決勝トーナメント1回戦まで終える予定だったが、3度にわたるスコールに見舞われ、予選リーグまでで終了した。明日は決勝トーナメント準々決勝から行われる。

 日本女子は初代表の2人が8強入りを決めた。尾上胡桃がキム・ヨンヘ(韓国)にスコールの中断を挟みながらG④-2と勝利するなど2連勝。高橋乃綾も同じく連勝して準々決勝進出した。

「尾上、高橋とも、今日のいい形で決勝トーナメント1回戦もやっておきたかった。この先の国別対抗戦も踏まえ、(尾上が)ヨンヘに勝てたことは大きかった。相手の得意とするシングルスでプレッシャーをかけられたので大きな収穫です」と日本女子の斎藤広宣監督。尾上は準々決勝で郭竹玲(中華台北)、高橋がキム・ジヨン(韓国)と対戦する。

 日本男子は船水颯人がキム・ジヌン(韓国)に敗れ、1勝1敗で予選敗退。長江光一は4人で8強枠1を争うグループBで2連勝発進すると、最後は陳郁勲(中華台北)との最終戦をファイナルで勝利を挙げ全勝として、ベスト8入りした。

「3-0から追いつかれましたが、(ファイナルは)自分から仕掛けて前に行こう、と。まずは身体のケアをして、明日の(キム・)ドンフンとの戦いに備えたい」と長江。

 相手が多用したツイストに対して、自分から前に出て、しつこく戦う。最後に威力を発揮したカットサービスも含めて、総合力の差を見せつけた。

初の舞台で連勝発進の高橋乃綾

文◎八木陽子、福田達 写真◎小山真司

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