第32回高松アゼリアカップ高校選抜国際大会が2月9日(土)と10日(日)の2日間、香川県高松市の高松市総合体育館で行われ、男子は尽誠学園、女子は就実が頂点に立った。
女子決勝は中国対決
3月の全日本高校選抜と同じインドア開催のため、同大会の前哨戦とも言われるアゼリアカップ。男子は昨年インハイ&国体の2冠を達成した高田商業(奈良)が、準々決勝で昨年の選抜覇者・東北(宮城)に敗れて姿を消した。
決勝は、勢いに乗って勝ち上がった東北と、準決勝で昨年アゼリアカップを制した羽黒(山形)を下した、地元の尽誠学園が対戦。尽誠学園が②-0で制し、悲願の初優勝を果たした。
例年この大会に出場している文大杉並(東京)が不在の女子は、選抜の中国ブロックを制した山陽女子(岡山)が、初戦の2回戦で須磨学園(兵庫)に敗戦。昨年アゼリアカップ優勝の和歌山信愛(和歌山)も、同じく初戦の2回戦で就実(岡山)に屈した。
決勝は就実と修大附鈴峯(広島)という中国地区のチーム同士の対戦となり、就実が3番勝負を制して勝利。14年ぶり2回目の優勝を成し遂げた。
男子
優勝:尽誠学園(香川)
2位:東北(宮城)
3位:羽黒(山形)、岡山理大附(岡山)
女子
優勝:就実(岡山)
2位:修大附鈴峯(広島)
3位:鶯谷(岐阜)、豊田大谷(愛知)
取材・文・写真◎石倉利英