大会初日の2回戦(初戦)で岡山理大附(岡山)に勝利し、続く鹿児島商(鹿児島)との3回戦も制してベスト8進出を果たした大同大大同(愛知)。30日の準々決勝は東北1位の羽黒に1-②で敗れ快進撃が止まったものの、どのペアもひたむきに食らいついていく姿勢が印象的だった。大倉健吾キャプテンに、3日間の戦いを振り返ってもらった。
強豪校に引いたりすることなくプレーできた
――今大会を終えての感想を聞かせてください。
ここまで来られたのは仲間のおかげなので、応援してくれたみんなや保護者の方々に感謝したいです。
――ベスト8進出は立派な成績です。
正直、ここまで来られるとは思っていませんでした。家族の支え、チーム全体のサポートなど、多くの人の応援のおかげだと思います。
――初戦で岡山理大附を破ったのは、大きな勝利でした。
自分のペアは負けてしまったんですけど、他の2組が仇をとってくれて、すごくいい試合だったと思います。
――3日目に残り、ベスト8の雰囲気を経験できたことも大きい経験ですね。
夏の大会に向けて、いいバネになると思います。この経験を活かして、日頃の練習からがんばっていきたいです。
――このレベルまで来ると周りは全国トップ校ばかり。その中に自分たちが入った感覚はいかがでしたか。
ものすごく緊張したんですけど、勝ちにこだわるなら自分たちも気持ちを出していかなければいけない。引いたりすることなくプレーできたと思います。
――インハイ優勝経験もある羽黒に堂々と立ち向かい、3番勝負まで持ち込みました。
この負けを、夏に向けていいバネにしたいと思います。
――今大会では同じ愛知県の岡崎城西もベスト8入りを果たしました。
意識はします。やはりみんなで戦う団体戦で勝つことがうれしいので、夏の県予選は絶対に勝ちたいです。今回の反省点は、前衛後衛ともにメンタル面だったので、そこを強化していきたい。日頃の練習から怠らず、声を出してやっていきたいと思います。
取材・文・写真◎直江光信