岡山県インターハイ予選(団体)は6月8日(土)、9日(日)に岡山市浦安総合公園テニスコートで決勝が行われ、男子は岡山理大附が5年連続の29回目の優勝を果たした。
力まず落ち着いてプレーすることを意識し、決勝で真価発揮。
◎男子団体決勝
岡山理大附 ②-0 東岡山工業
決勝の相手は、前週に行われた個人戦で2組がベスト4入りし、団体戦でも勢いある戦いぶりで勝ち上がった東岡山工業。準決勝では1番で舩越光輝/伊藤大和がファイナルまで食い下がられるなどすっきりしなかった岡山理大附だが、決勝では立ち上がりからのびのびと本来の力を発揮する。1番で河原直紀/池田和樹がG④-1で勝利すると、2番の大将ペア、野田空/友田速斗も相手を寄せつけず0で快勝。見事な集中力で一気に勝負を決め、連覇を5に伸ばした。
今年は真面目でおとなしい選手が多く、思うような結果が残せなかった個人戦の後は、チームのムードが下降気味だったという岡山理大附。そこから団体戦に向けて戦い方を整理し、力まず落ち着いてプレーするよう方向性をひとつにできたことが、決勝のパフォーマンスにつながった。「最後は吹っきれていましたね」とは大橋元司監督。2か月後のインターハイに向け、ここからさらに上昇を目指す。
◎男子団体
①岡山理大附
②東岡山工業
③倉敷南
③岡山南
★この試合は、『ソフトテニス・マガジン8月号』でも掲載されます(2019年6月27日発売)。
取材・文◎直江光信 写真◎早浪章弘