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2019.08.01

【インハイ】女子団体戦優勝・しびれる3番勝負を制した桑山未来/持田愛子「皆が楽しめと送り出してくれた」」

女子団体戦:インターハイ2019◎7/25-8/1宮崎県・生目の杜運動公園テニスコート

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左が後衛の桑山、右は前衛の持田

 7月25日(水)から8月1日(木)にかけて、ソフトテニスのインターハイが宮崎県宮崎市の生目の杜運動公園テニスコートで開催されてきた。8月1日は女子団体戦が行われ、埼玉平成が初優勝を成し遂げた。

 2面展開の決勝戦は埼玉平成の赤川友里奈/小林さくらが0で先勝すると、三重も浪岡菜々美/藤城みちるが2で勝利を挙げてタイにする。3番勝負で埼玉平成を優勝に導いたのは桑山未来/持田愛子。G1-2と先にリードを許したが、そこから3Gを連取して一気に勝負を決めた。優勝直後に、しびれるような展開を制した桑山/持田に聞いた。

――持田さんは途中タイムアウトを取りました。

持田 熱中症なのか、手首がしびれて強く握れなかったので、アイシングをしていました。今は大丈夫です。

――3番勝負になった時の心境はどうでしたか。

桑山 個人戦も悔しい思いをしてきて、団体戦を勝とうとずっと言ってきたので、最後は楽しめました。結果は自然とついてくると思って戦いました。

持田 皆が楽しめと送り出してくれましたので頑張れましたが、内心はだいぶ緊張していました。

――優勝の勝因は何ですか。

桑山 高3になって、本当に日本一になりたいという意識が出てきて、皆で頑張ろうと。

持田 冬から春にかけて選抜とかもそうですが、負けることが多くて、その悔しい思いが成長させてくれました。

――関東新人、関東大会と文大杉並に2回勝ったのも自信になりましたか。

桑山 そうですね。それは間違いないです。やれるという気持ちが少しずつ大きくなっていったというか。

――赤川/小林さんという存在は大きかったですか。

桑山 赤川、小林だけに頼っていてはいけないと先生にも言われていたので、私たちも頑張れました。

持田 先生は生徒の気持ちを考えてくれて、いつも励ましてくれたので、日本一にしたかったです。

――日本一の気持ちは。

持田 まったく実感がないです。

桑山 同じです。

前衛の持田

後衛の桑山

今村監督と優勝を喜ぶ最高の瞬間

取材◎福田達 写真◎井出秀人、川口洋邦