8月6日(火)から8月10日(土)にかけて、ソフトテニスのインカレが岩手県盛岡市、北上市で開催されている。8月7日は和賀川グリーンパークテニスコートにて女子大学対抗が行われ、東京女子体育大が3連覇を成し遂げた。
東京女子体育大は出場メンバー唯一の4年生である高井紀衣が小さな身体で躍動した。リーダーシップ、自身のペアワークなど、多くのことを考え、悩み、体現してきた今季を象徴するかのような活躍ぶりだった。
「2番の高井が本当によくやりました。成長した。小松もポイントだと思っていましたが、いいプレーを見せた。1年生の1番は思いきってやってこいでしたが、最後に林田と島津がいるので、後を考えずにできたと思います」と武田博子監督。
神戸松蔭女子学院大も応援と一体になった戦いぶりで、最後まで食い下がった。新谷は「できた部分と、もっとやれたと思うこともあり、嬉しさと悔しさがあります」と話した。決勝を戦った両校の共通点は練習で上昇してきたこと。それが最後にプレーの精度や向かう気持ちに出ていた。
▼決勝結果
東京女子体育大③-0神戸松蔭女子学院大
小林愛美/吉田澪奈④-0笠垣結香/津本く美
高井紀衣/小松芹奈④-1大村美喜/新谷寧々
林田リコ/島津佳那④-1山﨑有美/福田茉畝
取材◎福田達 写真◎井出秀人