【インカレ】男子は早稲田大が2年ぶり王座奪還!
大学対抗2日目:インカレ2019◎8/6-10岩手県・盛岡市立太田テニスコート、岩手県営運動公園テニスコート(男子)、和賀川グリーンパークテニスコート(女子)
ソフトテニス大学日本一を決める全日本学生大会(インカレ)が8月6日から岩手県で開催されている。8月6、7日の2日間で争われた男子大学対抗戦は、早稲田大が決勝で昨年優勝の明治大を退け、2年ぶり18回目の優勝を飾った。
決勝は早稲田大がストレート勝ち
連覇を狙う明治大と、昨年8強の早稲田大が顔を合わせた決勝戦。最後に笑ったのは古豪の早稲田大だった。
準決勝で昨年、土をつけられた日体大を下し勢いに乗った。インカレでは、1チーム3組による「殲滅(せんめつ)戦」が採用されており、片方が3組敗退するまで勝負は決しない。1次戦で内本隆文/奥村健太郎が、日体大の星野雄慈/川﨑浩陽に敗れ、チームスコアは2-1と先が見えない状況だったが、2次戦で長尾景陽/松本倫旺がリベンジに成功。競り合いを抜け、押せ押せムードに包まれた早稲田大は、決勝戦で明治大にストレート勝ちした。
内本主将は「全然実感が湧かないです。去年、悔しい思いをして、その原動力で頑張ってきた結果なのでうれしいです」と話し、小野寺剛監督は「苦しいなかで勝ってくれた選手は私の誇りです」と、大会直前に主力前衛の上松俊貴、内田理久を欠いて戦わざるをえなくなったチーム状況を振り返り、目を潤ませた。
会場には、今春、早稲田大を卒業し、プロ活動をしている船水颯人も応援のため来場。「去年は強いメンバーがそろっていたけれど、勝てなかった。でも、今回は主力を欠くなかでの優勝で、勝つために必要なのは何か、僕も学べた気がします」と後輩たちの活躍に目を細めていた。
▼決勝戦
早稲田大 ③ー0 明治大
因 京将/岩本 修汰 ④ー3 本倉健太郎/根本 大地
内本 隆文/奥村健太郎 ④ー2 北本 達己/丸山 海斗
長尾 景陽/松本 倫旺 ④ー0 中平 慎吾/米澤 要
■順位
優勝 早稲田大
2位 明治大
3位 関西大
3位 日本体育大
5位 四日市大
5位 福岡大
5位 中京大
5位 國學院大