【全日本選手権・男子】波乱の2日目を勝ち抜いたのは?
第74回天皇賜杯・皇后賜杯 全日本選手権◎10/18-20 岩手県・北上市和賀川グリーンパークテニスコート
岩手県北上市で行われている『全日本選手権』は10月19日(土)、雨での中断を挟みながら進行し、男女とも16強までを決めて終了した。
【男子16強】10月20日(日)の対戦カード(数字はトーナメント表の番号)
1 船水颯人/上松俊貴(ヨネックス/早稲田大学)ー神川浩大/柳田賢太郎(南国殖産/四日市大) 23
32 森田祐哉/工藤浩輔(KEI SPORTS) ー 村上雄人/林 大喜(NTT西日本) 47
58 上岡俊介/三輪惇平(同志社大) ー 山本大陸/池口季将(高田商業高)64
71 内本隆文/内田理久(早稲田大) ー 長尾景陽/松本倫旺(早稲田大)93
98 藤田真司/山口晃輝(ベスト) ー 鹿島鉄平/井口雄介(都城市役所/スマッシュイグチクラブ) 111
126 齋藤翔一/安積宗芳(日本信号) ー 林田和樹/柴田章平(ヨネックス)139
150 荒尾大輔/越智大輔(宇部興産) ー 桂拓也/髙月拓磨(ヨネックス)162
174 安藤優作/安藤圭祐(東京ガス/東邦ガス) ー 増田健人/九島一馬(和歌山県庁/ミズノ)
日本代表ペアに試練
事前の天気予報通り、雨が朝から降り続いた大会2日目。開始時間を1時間遅らせ10時としたものの、酷い雨に11時にもならないうちに13時までの中断が決定。終了までいった試合もあったものの、途中中断となった対戦も多かった。
13時に試合が再開されたが雨は変わらず降り続いていた。G2ー3からの再開となった日本代表ペアの丸中大明/長江光一(NTT西日本)は、G3ー3に追いつくも、最後は対する藤田/山口がG⑤-3で優勝候補の一角を崩した。藤田/山口は次の対戦も勝利し、3日目に残った。
昨年の全日本選手権準優勝であり、同じく日本代表組の中本圭哉/鈴木琢巳(福井県庁)も、増田/九島に破れ32強で姿を消しているが、わずか1週間後には世界選手権という大舞台が控えている。日本代表選手は大きな戦いが続き調整が大変ななかだが、世界の舞台で活躍を見せてほしい。
高校生は高田商業の主軸・山本/池口が16強入り。大学生は内本/内田、長尾/松本、上松の早稲田大2ペアと1人、同志社大・上岡/三輪、四日市大・柳田が3日目残りを決めた。
厳しい天候のなか勝ち抜いた選手たち。最終日は、どんな戦いを見せてくれるか。