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【古賀杯ジュニアソフトテニスカーニバル】徐々に調子を上げて優勝に貢献・藤井七海/西村光(昇陽)「今後もソフトテニスを続けていく」

団体戦優勝に貢献した藤井(右)/西村が最高の笑顔!

 今年のインターハイ会場となるはずだった京都府福知山市の三段池テニスコートで『古賀杯・2020ジュニアソフトテニスカーニバル』が開催された。各地から高校女子のチームが集まり、2日目の8月11日は団体戦が行われている。

昇陽が個人&団体の2冠

 8月10日の個人戦に続いて行われた団体戦には計10チームが参加。4チームと3チームに分かれての予選リーグの後、トーナメントで優勝を争った。

 決勝に勝ち上がったのは、昇陽(大阪)と和歌山信愛(和歌山)。2面展開で行なわれ、2番の藤井七海/西村光が最初の勝利をつかむと、前日の個人戦を制している1番の寺川愛美/根岸楓英奈も続き、②-0で頂点に立った。それぞれに持ち味を発揮して優勝に貢献した藤井/西村に試合後、話を聞いた。

「試合の中でも変われるんだ」(藤井)

――優勝おめでとうございます。今日の調子はどうでしたか?

藤井 個人戦で、相手の前衛を主体にして考え、自分らしいソフトテニスができていないという課題が見つかりました。今日も初戦では引きずっていましたが、だんだん相手の後衛を主体に見てできるようになったので、試合の中で自分は変われるんだと感じました。

西村 最近、自分の体のコンディションが悪く、最初は少し不安を持ちながら試合をしていました。でも切り替えてやったら、少しずつ良くなって。2戦目くらいからスイッチが入って、自分らしくプレーできたと思います。

――インターハイが中止になってから、どんな思いで練習に取り組んできましたか?

藤井 とても残念で、頭が真っ白になりましたが、チームのみんなと江口(直樹)先生と「いい通過点にしていこう」と話し合いました。この大会が終わって課題が見えたので、さらに頑張っていきたいです。

西村 インターハイに向けてピークをもっていこうとしていたので、なくなって、体も心も上がらない時期がありました。でも、今後もソフトテニスを続けていくので、いい通過点にしていこうとしました。

藤井 私もソフトテニスを続けます。頑張ります!

優勝決定後、応援に訪れていた保護者とハイタッチ

取材・文◎石倉利英 写真◎井出秀人

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