冬場に鍛えた基礎筋力を土台に、より効率的にボールに力を伝えよう!
オフシーズンには、身体の機能を高め、関節の可動性を向上させるトレーニングに取り組めましたか? シーズンに入ったこれからの時期は、冬場に鍛えた基礎筋力を土台に、より効率的にボールに力を伝えることが必要となります。
実際にコートで行われるストロークやサービスなどの動作はフォームや関節を意識しながら行うものではなく、目標を達成するために無意識的に行われるので、日頃のトレーニングでも身体に意識を置きすぎないプログラムも重要です。紹介する8メニューで、コート上の無意識的な動作を向上させましょう!
【股関節周囲の筋肉の可動性を改善&向上】シンボックス
回数
左右交互20回×2セット
やり方
①両手を肩の高さに広げ、股関節と両ヒザ、両足首を90度に曲げて右を向いてスタンバイ。
②股関節と両ヒザの角度を保ちながら、ゆっくりと左に回旋していく。
③左を向いたら前屈し、ゆっくりと元の位置に戻って、前屈。
④元の位置に戻って2回。20回で1セット。
兼平トレーナーのアドバイス
股関節周囲の筋肉の可動性を改善向上するトレーニングです。左右のヒザを同時に持ち上げて反対側へ回旋することを意識してください。
熱中!ソフトテニス部50号(Amazonへのリンクはこちら)の「毎日やればテニスに生きる! 中学生のための身体づくり」では、このトレーニングを含む全8メニューを紹介。毎日できる簡単なトレーニングを掲載しています。ぜひご覧ください!