冬場に鍛えた基礎筋力を土台に、より効率的にボールに力を伝えよう!
オフシーズンには、身体の機能を高め、関節の可動性を向上させるトレーニングに取り組めましたか? シーズンに入ったこれからの時期は、冬場に鍛えた基礎筋力を土台に、より効率的にボールに力を伝えることが必要となります。
実際にコートで行われるストロークやサービスなどの動作はフォームや関節を意識しながら行うものではなく、目標を達成するために無意識的に行われるので、日頃のトレーニングでも身体に意識を置きすぎないプログラムも重要です。紹介する8メニューで、コート上の無意識的な動作を向上させましょう!
【横方向の動きを安定させ、強化する!】片脚ラテラルホップ
回数
⑴1回ジャンプ:20回×1セット
⑵2回ジャンプ:10回×1セット
⑶3回ジャンプ:10回×1セット
やり方
①アレーコート分やラケット1本分くらいのスペースを確保し、右足で立ってスクワットのパワーポジションに。
②腕の反動も使って、横方向にジャンプ。これで1回。
③ ⑴は1回ずつゆっくりと、⑵ではポンポンとリズミカルに2回連続で、⑶では同様に3回連続で行って1回とカウント。
3回ジャンプ:10回×1セット
兼平トレーナーのアドバイス
横方向の動きを安定させ、強化するトレーニングです。着地ではヒザが前方や内側に入らないように注意し、しっかりと安定するまでキープしましょう。正しくできているとモモの前より、お尻の筋肉に負荷を感じます。
熱中!ソフトテニス部50号(Amazonへのリンクはこちら)の「毎日やればテニスに生きる! 中学生のための身体づくり」では、このトレーニングを含む全8メニューを紹介。毎日できる簡単なトレーニングを掲載しています。ぜひご覧ください!