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文大杉並の団体個人二冠! 10大会連続35回目の団体出場【インハイ東京予選・女子】

優勝を決めた文大杉並

 2年ぶり開催のインターハイ、2021年のソフトテニス競技は石川県を舞台に、男子は7月28〜31日(能登町・能都健民テニスコート)、女子は8月1日〜4日(七尾市・和倉温泉運動公園)に予定されている。その予選が各地で進んでいる。

個人戦の文大対決は竹和/若林に栄冠

 5月23日に行われた女子個人戦。東京女子の最近の決勝は五十嵐/左近vs竹和/若林の文大杉並同校対決が続く。関東大会予選(4月25日)、関東大会本戦(6月8日)は五十嵐/左近が勝利したが、この日の全国高校総体予選では、思いきりの良いプレーで3ゲームを先行した竹和/若林がストロークの攻めと前衛の攻撃力で勝った。粘る五十嵐/左近に挽回の兆しも見えたが、最後まで攻撃的スタイルを崩さずG④-0で優勝を決めた。

優勝・竹和/若林(文大杉並)

準優勝・五十嵐/左近(文大杉並)

文大が35回目のインハイ団体出場

 6月13日の女子団体戦。決勝は文大杉並vs国本女子となり2面展開でスタート。

文大杉並   ②-0 国本女子
藤 井/高島 ④-3 谷 /林
五十嵐/左近 ④-0 三澤/野村
竹 和/若林 --- 三浦/伊藤

 まず勝負がついたのは、強打を強みとする五十嵐/左近vs三澤/野村の対戦。1G目のサービスゲームを⑥-4で文大杉並・五十嵐ペアが取ると、連続ポイントでたたみかけG3ー0に。五十嵐/左近は深いレシーブボールで試合を有利に進め、前衛とのコンビネーション良くG④-0とし、文大杉並が先勝した。
 もう一方の藤井/高島vs谷/林は、両者攻撃的なテニスも風も強くミスが出るようになり、ミスの差でゲームを取る展開でファイナルへ。ここで文大杉並の藤井/高島が攻めのボールから積極的に前へ出てポイントし先行、そのまま逃げきり、文大杉並が②-0で全国総体の切符を手にした。文大は10大会連続35回目の団体出場となる。

表彰式で

【女子団体】

①文化学園大杉並
②国本女子

準優勝・国本女子

③日体大桜華

3位・日体大桜華

③武蔵野大千代田

3位・武蔵野大千代田

【女子個人】

①竹和  凜/若林 天音(文化学園大杉並)
②五十嵐美結/左近 知美(文化学園大杉並)
③小作 吏音/辻   愛(文化学園大杉並)

3位・小作/辻(文大杉並)

③鈴木 美貴/大野 怜奈(文化学園大杉並)

3位・鈴木/大野(文大杉並)

⑤谷 明日里/伊藤みさき(国本女子)
⑤藤井 真菜/高島 萌果(文化学園大杉並)
⑤三橋さくら/川原 萌香(文化学園大杉並)
⑤泉屋 初希/大門 菜奈(文化学園大杉並)

協力・写真◎東京都高体連ソフトテニス女子専門部(椎名智之氏)
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