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2021.08.19

清明学園(東京)が3年ぶり2度目の頂点、個人戦は長根/鈴木(中野)が岩手に金メダルもたらす【全中男子】

第52回全国中学校ソフトテニス大会◎8/17〜19 栃木県・石川スポーツグラウンドくろいそ

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 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になり、2年ぶりの開催となった全国中学校大会が、栃木県那須塩原市の石川スポーツグラウンドくろいそで行われた。大会は8月17、18日に個人戦、18、19日に団体戦が実施され、今年度の男女の中学王者が決定した。

 初日、2日目に行われた個人戦は、男子が長根慎人/鈴木煌(岩手・中野)が岩手県勢初優勝を果たした。
 男子の長根/鈴木はコート一杯をスピーディーに動き回るダイナミックなテニスで試合を重ねるごとに調子を上げ、決勝ではこちらも攻撃的なテニスで勝ち上がった坂口生磨/香山侑月(愛知・田原東部)と激突。序盤から激しい打ち合いが続く緊迫した展開の中、ファイナル⑦-3で競り勝ってタイトルを手にした。

男子個人優勝・長根慎人/鈴木煌(岩手・中野)

 団体戦は後半の2日間にわたって行われ、男子は清明学園(東京)が3年(2大会)ぶり2回目の優勝を飾った(前回優勝時の記事はこちら)。
 朝日(愛知)、横芝(千葉)など春のソフトテニスフェスタで活躍した選手を擁する実力校との接戦を制し勝ち上がった清明学園は、決勝で優勝候補筆頭の田原東部(愛知)と対戦。個人戦準Vの坂口生磨/香山侑月に1番を先取され、2番もG2-3とリードされる苦しい展開だったが、第6ゲームに4本のマッチポイントを握られながらも中野凜音/伊藤幹太が驚異的な粘りを見せ、ファイナルでの逆転勝ちで望みをつなぐ。3番も一進一退の流れでファイナルまでもつれたが、最後は植田璃音/関口光希が⑦-3で振り切り、歓喜の瞬間を迎えた。

男子団体優勝・清明学園(東京)

男子個人戦

優 勝 長根 慎人/鈴木  煌(岩手・中野)
準優勝 坂口 生磨/香山 侑月(愛知・田原東部)

個人準優勝・坂口/香山(田原東部)

3 位 内田 陽人/井手 凛太(千葉・昭和学院)

3位・内田/井手(昭和学院)

3 位 宮田 成将/盛岡 昂生(徳島・市場)

個人3位・宮田/盛岡(市場)

男子団体戦

優 勝 清明学園(東京)
準優勝 田原東部(愛知)

田原東部

3 位 明徳義塾(高知)

3位・明徳義塾

3 位 横芝(千葉)

3位・横芝

取材・文◉直江光信 写真◉井出秀人